8月のゴー宣道場は、初めて堀部師範の骨法道場以外で開催。
会場は、靖国神社境内にある靖国会館だった。
多くの方が詰め掛けてくれた。
恐らくほとんどは、事前に社頭で参拝を済ませていたはず。
でも正午からの開催だから、遊就館を拝観するのは、時間的に無理だったろう。
靖国神社は初めて、という人もいたんじゃないかな。
今度来るときは、遊就館も覗かれたらいかがか。
道場参加者に限らず、靖国神社に参拝される方は時間が許せば、ぜひ遊就館を訪れて欲しい。
もちろん、もう何度も行ったよ、という人も少なくないだろう。
でも私の経験を言えば、何度行っても不思議と新しい発見があるのが、遊就館。
小林さんが時間をかけ、苦心して責任編集された『国民の遺書』が広く読まれているようだ。
これを読んだ方の多くは、これまで靖国神社に無縁でも、一度参拝してみたいな、という気持ちになるだろう。
その際は、遊就館にも足を運んで欲しい。
遺書や遺品の現物が展示してあるし、多くの遺影に触れることが出来るから。
8月一杯は、館内の映像ホール2であの「氷雪の門」(2時間)を上映している。
映像ホール1では靖国神社制作の映画「みたまを継ぐもの」(松田雄行監督、1時間20分)。
これがいい作品で、前田有一さんも褒めていた。
他にも広間でアニメーション「誇り〜伝えようこの日本(くに)のあゆみ」「平和への誓約〜松尾敬宇とその母」(どちらも30分位)、展示室11で記録映画「支那事変全線総攻撃」(38分)などが上映されている。
「氷雪の門」以外は、8月限定ではない。
あと2階の特別陳列室を、無意識のうちにスルーしてしまう人が、案外多いらしい。
少し奥まった感じのためか。
だがここには、普通間近に見ることの出来ない勅使の御祭文や御幣物など、貴重な展示があるのでお見逃しなく。
1階の展示室15は終戦関係の展示。
終戦の詔書だとか阿南陸軍大臣の血糊のついた遺書などのレプリカが展示してあり、必見だ。
ただし遊就館をじっくり拝観したい方は、終戦記念日とか多数の参拝者が予想される日は外されることをオススメする。