鳩山前総理の迷走のおかげでしょうか?
『新ゴーマニズム宣言スペシャル・沖縄論』が売れ始めて、
増刷が決定、4刷になりました
発売した当初は、
『ゴーマニズム宣言』のスペシャル本の中では、
発売部数が少なく、沖縄では売れるのに、
本土ではなかなか売れないという状況で、
「やっぱり、沖縄に対する疚しさから、
本土の人間にとっては直視したくない内容なのか・・・」
と、よしりん先生を悩ませた1冊・・・
しかーし
やっぱり、真摯に沖縄に向き合ったこの1冊は、
じわじわと読者を獲得し、4刷です
そりゃあ、他のスペシャル本に比べたら、
まだまだだけれど、
それでも、この出版ド不況の中、
増刷し続けるなんて、凄い
よしりん先生は本書で「辺野古移設反対」と書いています。
けれど鳩山前総理の「最低でも県外」には異を唱えました。
そこには一体、どういう思想が横たわっているのでしょう
「以前と言ってることが違っている」と、
どうせ保守派の人たちは言うでしょう
最近、『ゴー宣』の過去の言説のあげ足取りで、
よしりん先生の信用を落としてやろうという攻撃が、
自称・保守派の人たちから盛んに行われています
けれど、よしりん企画のスタッフたちは、
その言葉が過去と矛盾したものとは受け取っていないのです。
私たちは傍で先生の話を聞いていますからね。
発言の底に流れる思想が伝わっているからでしょう
そして、鳩山前総理の辞任演説に、
一定の共感を示したよしりん先生の思いを、
もう今の保守論壇の方々には
全く理解できない状態だと思います
なにしろイギリスでは、
イラク戦争の検証が国を挙げて行われているのに
日本ではすっかり忘れ去られているような状態ですから
本当にこんなことで良いのでしょうか?
7月11日の『第4回・ゴー宣道場』では、
「沖縄問題」を議論します
そして、8月8日の『第5回・ゴー宣道場』では
「過去の戦争と現在の戦争」
を徹底的に検証してみたいと、
よしりん先生は言っています
これらの話し合いから、
もっと日本の安全保障について、
深く考えてみませんか?
『沖縄論』を読み、
イラク戦争も再考する必要がやはりあると、
私も思います
(・・・そういえば、『沖縄論』を出した時、
沖縄の反・小林よしのりの左翼は、
「小林よしのりは、沖縄を利用して商売している」
と言っていました。
・・・そして、今は、自称保守の男系固執主義の皆様が、
「小林よしのりは、商売のために描いている。
皇統の次は自衛隊までも商売に利用しようとしている」
などと言っています。
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なんだか、一緒の事言っていますね・・・ )