ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2025.3.1 09:13日々の出来事

議論と歌謡曲、どっちを望むか?

来週月曜(3日)と金曜(7日)に画稿締め切りがある。
一週間に2本締め切りがあるため、度外れた忙しさに
なっている。
わしは今日の午前中に『ゴー宣』263章のペン入れを
済ませて、仕事場に原稿を戻さねば。

8日に久しぶりにスタジオからの「歌謡曲を通して
日本を語る」の生放送をやることにしている。
チェブリンがぶつぶつだから、個人練習で当日を
迎えるしかない。
話すことがいっぱいあるし、1時間半しかないから、
何とかやれるだろう。

しかし、「議論」は集客が尋常でなく難しい。
特に「皇統問題」は、これ以上、知識は要らない、
愛子さまを皇太子にしてくれるだけでいいと、みんな
思っているから、つべこべ議論するより、さっさと
政治家に決めてほしいだけだ。
国会議員がニセの「伝統」を盾に、愛子さま立太子を
妨害していることが史上最大の悪なのだ。

「議論」では集まらない。よしりんバンドなら集まる。
この現実はどうしようもない。
「議論」は勉強だから楽しくない、よしりんバンドは
音楽でドーパミンを出すだけだから楽しい、たった
これだけの冷厳な事実があるだけだ。

「議論」は目的がいつまも実現しないから欲求不満を
抱えて家路につく。
よしりんバンドは歌って踊って大熱狂だから、欲求不満を
発散して、余韻に耽りながら帰宅する。
どうしようもないよな、この差!

でも大阪での「ゴー宣DOJO」は、百も承知でやるの
だから、わしが「面白さ」の突破口を開くしかない。
わしがいるからには客を満足させねばならない。
何が何でもオモシロ楽しいイベントにするからな。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第121回

第121回 令和7年 3/15 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「天皇は双系が伝統である!」

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