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泉美木蘭
2025.1.31 14:43

牛耳っているのは、悪の権化・週刊文春

テレビつけたら、フジテレビを題材に「コンプライアンスが~」「ガバナンスが~」って話ばっかりしていて、そんなビジネス用語をお茶の間に浸透させてどうするんだと思う。

スポンサーは「コンプライアンス! ガバナンス!」でCM撤退したままだし。
いままでドラマのロケ地・聖地としてにぎわっていた場所も「コンプライアンス! ガバナンス!」で、フジテレビには使わせないと言い出してるし。
スシローは「コンプライアンス! ガバナンス!」で、中居くんとバーベキューしていただけの鶴瓶までキャンセルしてるし。

いっそのこと「コンプライアンス&ガバナンス」っていうブランドを創設して売り出したらどーでしょーか。



中居くんの話は、すでに週刊文春の誤報だったとわかっているのに、なんでいまだに鶴瓶やヒロミまでとばっちり食わされているんだろう。
ヒロミは、参加したバーベキューの会には、フジテレビだけでなく「他局の人たちもいた」と説明していたよ。
じゃあ、同じ理屈で、その場にいた他局の人間も同罪ってことになっちゃうんじゃない?
あるいは、その他局の人間も、自分の上司のせいで、中居くんからのお誘いを断れない状態に置かれており、狭義の強制連行されたってわけかな?
ばかばかしい。

テレビに出ている有名人は、「文春の誤報」と聞いても、

「重要な訂正ですが、とはいえ、フジテレビが関わっていることには変わりありませんから……もごもご」
「コンプライアンス&ガバナンスの時代ですから……もごもご」

と付け足して言うしかなく、文春に対して全面的には敵対しづらいと思う。
そんなことして、もし自分が文春に狙われたらと思うと、底知れぬ恐怖を感じるだろうなと想像できるもん。
やられたら、それがウソ記事でも、仕事を失い、人生を抹消されるんだから。

橋下徹も、威勢よく文春を批判して「卑怯だ」と言っているようでいて、同時に、
「文春の取材力も立派だ」「フジテレビも調子に乗っちゃいけない」
と付け足して、おべっかしている。
ああやって、うまいこと目立ちながら、文春と自分との関係性をつないでいる人なんだなと思った。

スポンサー企業も、「コンプライアンス&ガバナンス」に身を包みながら、実は「文春が怖い」という心理もあったりするんじゃないか?
そう勘繰ってしまう。政財界のスクープも一応やってるからね。

「被害女性」の代弁をする正義の味方かのように振る舞いながら、その実、芸能界から経済界まで牛耳っているのは、結局、悪の権化・文春だろう。

2月15日(土曜)開催の、よしりんバンド横浜ライブは、そんな渦中の話題もトークの題材になるらしい!
よしりんもチェブリンも、燃えているのが伝わってくるから、すっごく楽しみだ。
私もちょっとだけダンスで参加させてもらうことに。

♪されば~ 港の~ 数多かれど~
♪この横浜に~ まさる~ あらめや~

横浜DeNAベイスターズファンは、試合に勝った時と、四球で塁に出る時に、「横浜市歌」を歌うんだけど、最近、横浜出身の人なら、老若男女問わず、ほとんどの人が横浜市歌を歌えると知ってびっくりした。
市民が市の歌を親しんでいる都市なんて、なかなかないと思いますよ。
アイラブ、ヨコハマー!
みなさん、横浜で一緒によしりんバンドを楽しみましょう!

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

次回の開催予定

令和7年 2/15 SAT
14:30~17:00

テーマ: 「歌謡曲を通して日本を語る」横浜LIVE

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