昨日のNHK大河の「べらぼう」を見たが、吉原に
客を集めるために、主人公があらゆる知恵を使って、
行動しているのに、すっかり共感してしまった。
「客を集める」ということが、どれほど大変なのか、
そのための工夫も知恵も、報われるかどうか全然わから
なくて、バクチのようなところもあるし、カネも先行投資
で損も出るし、エンタメを馬鹿にしている奴も多い中で、
こつこつと努力していく地道さも必要だ。
この脚本家は何もかも分かっているんだなあと感心する。
個人で「集客力」がある者がいれば、もっと楽なんだろうが、
例えば『愛子天皇論3』がバカ売れしたら、忽ち夏のイベント
には人が押し寄せるだろう。
例えば、インド版アニメ『おぼっちゃまくん』がインドで
大ヒットしたら、その余波で客が増えるかもしれない。
例えば、「よしりんバンド」の人気がもっと沸騰したら、
夏までには客が押し寄せるかもしれない。
布石はあらゆる方面に撒いている。
集客のための努力は、そのまんま愛子さまの立太子を
実現するための布石でもある。
世の中そんなにうまくいきはしないと、どうせ馬鹿に
してるだろうが、わしの執念も野心も、衰えることはない。
今に見てるがいい。目にもの見せてくれるわ!