国会の延長などがなければ、今年の参議院議員選挙は7/20の投票になる公算が大きいようです。
参議院は、解散がない、任期が長いといった特徴から、より公平な論議のできる「良識の府」と呼ばれるそうです…が、
ほんまかいな!というのが私の率直な感覚です。
例えば、自民党内における男系男子固執の拠点の一つになっている「日本の尊厳と国益を護る会」。代表の青山繁晴、常任理事の山谷えり子などが参院議員であるのに加え、
衆議院と参議院は議員数が倍近く違う事を考えると、有意に参院議員の割合が多くなっています(上記名簿の時点から、昨年の総選挙で落選した議員がけっこういるので、現在はもっと拮抗しているはず)。
解散がない、任期が長いといった特徴は、偏った思想の議員を安定してプールしておく事に寄与してしまっている側面が確実にあると言えるでしょう。
また、さいきん統一協会の擁護をより一層強く進めているN国党も
国会に2人も議員を送り込めているのは、参院選の全国比例区が存在するためです。
現在の参議院の仕組みは、むしろ「非良識の巣」になりかねないリスクの方が大きいのではないでしょうか?
とりあえず、昨年の衆院選では自民党の比例当選オンリー男系男子固執議員をかなり駆逐できたので
ぜひとも、参院選でも「男系固執の巣」を大きく崩したい所です!