17日配信されたラジオNIKKEIのポッドキャスト番組で、玄葉光一郎衆院副議長が行った安定的な皇位継承等に関する発言を行いました。
皇室(44:14から)
https://podtail.com/podcast/–nikkei/–angle-2024-12-16/
その文字起こしを掲載します(文字起こしはまいこさん、太字強調は時浦)。
吉野直也・日経 元政治部長:皇室の問題もお伺いします。九月に中間報告をまとめました。正副議長で議論をすることになっております。時期のめども含めて議論の運び方を教えて下さい。
玄葉光一郎・衆議院副議長:これはもう極めて重要な課題で、議長と副議長の役割が重大だという風に思っています。これまで衆参の正副議長が中心になって、考え方を整理してきたわけです。その結果として、これまでの経過を見ますと、1つは皇位継承。「悠仁親王殿下に至るまでの皇位継承の順番順序、これは揺るがせにしてはならない」ということで、ほぼ共通認識が立法府の中でも得られていると。
もう一つ、ほぼ共通認識が得られていると思われているのは、「いわゆる女性皇族が婚姻した後も皇族の身分を保持する」ということについては、ほぼですけど、「立法府の総意が得られている」というふうに認識をしてます。
で、その上で意見が分かれているのは、じゃあ例えば「女性の皇族が婚姻後も皇族として活動する」っていう場合に「配偶者と子供どうするんですか」と、「皇族の身分を与えるんですか?与えないんですか」って問題と、あと、いわゆるその男系男子養子案という「皇統に属する男系男子の養子縁組っていうのを認めるんですか?認めないんですか?」この2つは意見が分れているわけです。
そういったことも念頭に置きながら、でも時間は限られているので、取りまとめをしなきゃいけないという認識でいます。で、額賀議長も、ほぼ同様の認識だと思っていて、やはり来年はしっかりと、このことを踏まえて取りまとめに当たっていくということが必要なのではないかと考えてます。
吉野直也・日経 元政治部長:それは、来年にまとめるということですか?
玄葉光一郎・衆議院副議長:政府側にやはり、ある意味、結論を得た上でお返しをするというか、立法府の総意ですと、考え方ですっていうことでですね。政府側にボールを投げ返すというか、必要ならば、皇室典範の改正も含めた立法を。議員立法という形じゃないと思いますので。いわゆるこれは、各法で出てくる話なので、確保を促すっていうことになるのかどうか。少なくとも、そういうアクションを来年は取らなきゃいけないんじゃないか。
吉野直也・日経 元政治部長:来年って、1月から12月までありますけど、1月と12月では、えらい時期が違いますけど。
玄葉光一郎・衆議院副議長:できるだけ早いほうがいいじゃないでしょうかね。参院選挙がありますからね。
吉野直也・日経 元政治部長:つまり参院選挙の後?
玄葉光一郎・衆議院副議長:前の方がいいんじゃないですか。
吉野直也・日経 元政治部長:野田内閣ではですね、女系天皇や女性宮家創設の是非を含めた論点整理を公表しております。2つの論点は現在のですね、各派協議会でも意見が分かれております。この論点も含めて、収れんして結論を得るのか、一致できるところから分けて議論を進めるのか。2つの考え方があると思うんですけど、どちらですか?
玄葉光一郎・衆議院副議長:これはですね、私は私の考え方もあるし、同時にこういう風にすれば、ほぼ立法府総意としてまとまれるんじゃないかっていう、まぁ腹案も自分の中にはありますけど、今、そういうことを具体的に申し上げる段階ではないと思いますので、今日は申し上げませんけども。いずれにしても立法府の総意だっていうところで、来年のできるだけ早い時期にまとめていくと。やはり時間は限られていると。今のですね、皇室の状況に鑑みれば、皇位継承をより安定的にしていくこと。皇族数の減少にきちんと対応すること。これ、時間は有限だという風に思いますので、できるだけ早い時期に結論を得れるように、副議長としても汗をかきたいなと思っています。
吉野直也・日経 元政治部長:つまり来年の参院選前までに、皇室典範の改正案をまとめるということですか?
玄葉光一郎・衆議院副議長:まぁ改正案までなるかどうか別として、少なくとも立法府のね、総意をまとめれるなら、まとめないといけないと思います。改正案っていうのは事実上、そんなに難しいものじゃないと思うので、仮に立法府の総意をまとめたらですね。ですからそういう意味では、できるだけ早い時期に結論を得ていくということなんじゃないでしょうか。
玄葉は、「悠仁さままではゆるがせにできない」ということで「立法府の総意ができている」と発言していますが、
大ウソです!
そもそも、玄葉が所属している立憲民主党の代表である野田佳彦氏が、そのような認識には同意していません!
玄葉は、党内の言論状況も無視して、衆院副議長の立場で勝手にデマを言って、強引に国会を男系カルトの方に持って行こうとしているのでしょうか?
皇位継承順位をゆるがせにしてはいけないのは、「皇太子」だけです。
いまは秋篠宮殿下が「皇嗣」となっていますが、「皇太子」と「皇嗣」は全く違います。
玄葉はそのことも全く知らないようです。
「皇嗣」は、現時点で暫定的に継承順位1位ということに過ぎません。
一度「皇嗣」となっても、結局は即位されなかったという前例は、普通にあります。
昭和天皇の弟・秩父宮殿下は、昭和天皇が即位した際に子供に女児しかいなかったため「皇嗣」となり、7年ほどその立場にありましたが、上皇陛下のご誕生に伴い皇嗣ではなくなっています。
男尊女卑の男系カルト政府が、わざと「皇太子」と「皇嗣」を混同させるために「立皇嗣の礼」などという前例のない儀式を捏造したのですが、そんなでっち上げに従ってはいけません!
しかも秋篠宮殿下自身が、天皇陛下と5歳しか違わない自分が即位するつもりはない旨、明言していることについては、どう考えているのでしょうか?
一旦秋篠宮殿下に即位させて、すぐ退位させて、悠仁さまを天皇にしようというのでしょうか?
なぜ直系の愛子さまがいるのに、そんな無理を重ねてでも傍系の「悠仁さままではゆるがせにできない」というのでしょうか?
そんな邪道などせずとも、愛子さまを皇太子にすれば済むことなのに、なぜそれだけは絶対に検討の対象にもしないのでしょうか?
答えはただひとつ。「愛子さまが女だから」
究極の男尊女卑! 理由はそれだけ!
いい加減に自覚しろ、玄葉!!
来年の参院選までに結論を出すということだけは、いいことです。
とにかく時間がないのですから。
しかし、デタラメな結論を出させるわけにはいきません!!