ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2024.12.16 11:07日々の出来事

「光る君へ」はラストシーンまで含めて名作だった。

昨日はチェブリンの猛烈なシゴキに耐えて、スタジオ
練習をした。
ピアノがデカすぎる狭い部屋で、立ったまま歌うのは
地獄だ。
少し料金は高くても、もう少し広いスタジオの方がいい
かもだ。

最初はさっぱり声が出ないし、曲を忘れている。
きちんと歌えたのは10曲中2曲くらいだったか?
土曜日の収録までにあと1回か2回、練習した方がいい
かもしれない。

休憩するためにスタジオを出るとき、ほんのわずかな
段差に足がもつれて、転倒してしまった。
寒くなって、散歩がてらの外出もしないから、恐ろしく
脚力が落ちている。
これからはなるべくランチは外でとるようにして、歩くべき
かもしれない。
しかし、いい歳こいて転倒とは、老人はこうやって死に
近づくのかと思い知らされる。

「光る君へ」の最終回は道長の枕元で毎日、物語を語る
紫式部が、「この続きはまた明日」と言う度に涙が溢れ
てきた。
どんなに栄華を誇った男でも、死ぬ間際はみじめに逝く
しかない。
周囲に裸の女を踊らせながら、カネを撒き散らして逝く
ような派手な死に方をした男はいないのだから。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ