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トッキー
2024.11.29 16:16メディア

もはや、櫻井よしこもただのネトウヨ。

昨日発売された週刊新潮12月5日号の連載コラムで、櫻井よしこが「SNSが旧メディアを圧倒した日」と題して、兵庫県知事選挙の斎藤元彦大勝について書いていたのですが、ほとほと呆れ果てました。

櫻井はコラムの最初では、この選挙戦の背後に「既存メディア (新聞、 T V、雑誌 ) VS新メディア ( S N S )の戦いがあった」として、どちらのメディアにも長所・短所があると指摘、最後は「情報の受け手である私たちこそが真実を見分け、見つける能力を磨かなければならない」と締めくくり、あたかも自分が冷静で客観的なことを書いているかのように装っています。

しかし、それは最初と最後だけ。
他は全部、立花孝志らの言い分を引用し、それをほぼ完全肯定し、斎藤元彦のパワハラを内部告発した県民局長の自殺は、本人の不倫が原因である可能性があるとして、既存メディアはその追及をせず、斎藤の追及一点に絞っていたと非難しています。

なぜ櫻井がそこまで露骨に「これはオールドメディアの敗北だ! ネットに真実がある!」なんて、ネトウヨそのものの思考に嵌っちゃったのかと思ったら、理由はすぐ分かりました。
櫻井はすぐその後に、加計学園問題の際に、既存メディアが「安倍晋三は無関係」という主張を全く報道しなかったとして、強く非難しているのです。

つまりは、安倍晋三こそが真理! 安倍晋三こそが正義!
安倍晋三を批判した旧メディアはオワコン!
安倍晋三を擁護したネットこそ真実!
斎藤元彦再選も、これと同じ構図!!
…というのが、櫻井よしこの主張なのです。
おそらく櫻井の中では、安倍と統一協会の癒着も、伊藤詩織さんの事件も、何もかもが「旧メディアの陰謀」であり、ネットで言われる「安倍さんは悪くない!」こそが正しいと思っているのではないでしょうか?

櫻井よしこ、おそらくはネットに触れるよりもずっと前から「アベカルト」化してはいたのでしょうが、ネットに触れたことで、そのカルト化が一層急加速しているように思われます。

もはや、櫻井よしこもただのネトウヨです。
今まで「自称保守・ネトウヨ」と分ける書き方をしてきましたが、もう両者は完全に一体で、全部ひっくるめて「ネトウヨ」でいいのかもしれません。

 

 

 

トッキー

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