国連女性差別撤廃委の勧告に日本政府が抗議した件について、ようやく法学者から真っ当な批判が出てきたようです。
国連女性差別撤廃委の勧告に日本政府が抗議…谷口真由美がラジオで批判
条約に入っておきながら勧告を罵倒するというネトウヨ、自称保守、そして日本政府の態度は「国際的恥さらし」だと私は書いて来ました。
先ほどのブログで大須賀さんが書いていますが、これは日本を「北朝鮮と同じならず者国家」とするに等しい行為です。
さらにいえば、ネトウヨ・自称保守は、韓国が1965年の「日韓基本条約」を無視し、日本統治時代の請求権問題をことあるごとに蒸し返すのを非難していたはずです。
もっと遡れば、ソ連が1945年に「日ソ中立条約」を無視して日本に宣戦し、今もロシアが北方領土を不法占拠していることを非難していたはずです。
それより遡れば、日本が幕末に欧米列強国と結んだ条約が「不平等条約」であったにもかかわらず、正当な外交交渉によって条約改正が成されるまで耐え抜いたことを誇らしく語り、一方で、同様の不平等条約を結ばされた中国が「革命外交」と称して条約の一方的破棄を宣言し、大混乱をもたらしたことを非難していたはずです。
ところが今ネトウヨ・自称保守は、自分が気に食わない条約は無視すべきだと主張しています。
というか、それ以前に、自国が条約を結んでいるということすら知りません。
これで、どのツラ下げて韓国・北朝鮮・ソ連・ロシア・中国を非難できるんでしょうか?
それらの国が、条約を守るということを知らない野蛮国だというのなら、ネトウヨ・自称保守、そして今や日本政府までが「野蛮人」と化してしまっているのです。
野蛮人はさっさと切り捨てましょう!
早く文明国になりましょう!
女性差別は撤廃しましょう!
そして、愛子さまを皇太子に!!