選挙終わって3日!
まだ語られていないことがある!
小林よしのりライジングVol.518
配信です!!
今週号のタイトルは
「高市早苗への妄想は終わりにしよう」
石破自民党の惨敗という結果となった今回の総選挙。
早くも「ポスト石破」がささやかれ、その中で
「高市早苗」の名も一時は浮上したものの、
どうやらすぐに沈んだようである。
ところが、どういうわけだか、
「ゴー宣DOJO」の関係者や、女性天皇・女系天皇支持の
論客の中にも「高市早苗待望論」を唱えて、
「高市が総理になったら自民党内の男系派を
抑えられる可能性が高いかもしれない」などと
言い出している者がいる。
ないない、それだけはない!
高市を支持していた議員の多くは裏金問題で落選し、
高市の党内の基盤は極めて脆弱になっている。
いまや高市はネトウヨ人気にすがるしか
政治生命を維持する方法がない!
そもそも、高市はなぜ自民党内の支持が低いのか?
そこには、自民党という政党の持つ特徴が表れており、
それは、この党が今や男系カルト政党に
成り果てている理由にも直結している!
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「実在しない架空のAI候補?
東京5区の不気味な選挙ポスターに迫ってみた」
国政選挙には「泡沫候補」がつきものだが、
それにしても今回は、これまで経験したことのない
珍現象、というか怪現象が起きていた。
東京5区の立候補者のうち3人が実在の人物ではなく、
AIで生成された架空の人物ではないかという
疑惑が浮上したのである!
そこでもくれん探偵が徹底調査!
この3人は、本当に実在するのか?
いるとしたら、どこの何者なのか?
いったいどういう意図で、
こんな候補が出馬していたのか?
執念の調査で次々現れる、
不可解極まりない事実!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…石破茂を選挙の顔にした自民党は大惨敗を喫するという結果となり、早くも「ポスト石破」は誰かなどという話題も出始めている。
中には「ゴー宣DOJO」の関係者や、女性天皇・女系天皇支持の論客の中にも「高市早苗待望論」が出てきており、「高市が総理になったら自民党内の男系派を抑えられる可能性が高いかもしれない」などと言い出している者がいる。
だが、それはあまりにも政治家を見る目がないとしか言いようがなく、高市が男系派を抑えて、女系も公認してくれるなどという妄想には、全く現実味がない。
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…今回の選挙期間中、ネット上で「不気味な謎の立候補者」が話題になっていた。
東京5区に立候補した無所属の3人、林りま、松本健太、フクイケンタである。
3人とも、新聞や通信社に対して、顔写真の掲載を拒否しており、選挙ポスター以外の「顔」が一切見当たらない。
ネット上では、「3人とも生成AIで作った写真で、存在しない架空の候補者なのでは?」という疑惑が浮上していた。
実際、東京5区で3人の選挙活動を目撃した人はおらず、実在があやしいのだという。
だが、衆院選の立候補には、戸籍謄本とともに、公職選挙法に違反していないという宣誓書を提出する必要があり、「実在しない人間」を立候補させることはできない。
この3人はいったい何者なのか?そして誰が、どんな思惑で、こんな候補を立てたのか?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…闇バイトの問題をどう見てる?
「皇統問題に命を懸ける」と言っていた“某議員”にまだ期待できる?
双系派が一大勢力になった時、しれっと転向する男系派が続出しても「全部抱きしめ」られる?
江戸時代、一介の盲人が大富豪になれた福祉政策とは?
逢坂誠二のような不埒な議員にも、野田代表は良い顔をして「数」を確保しなければならない?
漫画家のちばてつや氏が、漫画家初の文化勲章に選ばれた件についてどう思う?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
目次
1. ゴーマニズム宣言・第547回
「高市早苗への妄想は終わりにしよう」
2. しゃべらせてクリ!・第473回
「ぽっくん涙の謝罪会見! とにかく許してもら演歌~~の巻【前編】」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第341回
「実在しない架空のAI候補? 東京5区の不気味な選挙ポスターに迫ってみた」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記