行楽シーズンだからか、予想以上に高速道路が混雑していたので、ちょっと仮眠を取るため見知らぬ土地に降り立って、選挙速報を観ながら書いています。
まずは、事前の予測通りの自民大敗は確実の模様。応援していた候補の当選確実(そして、「逆応援」していた候補の落選確実)の報をいくつも観ながら、やっと「始まる」これからの事を考えています(休憩になってない!)。
選挙に関連して、こんな記事がありました。
正直、意外な感じは全くせず、特に安倍政権下での高市早苗総務大臣による「放送法違反による電波停止命令」をチラつかせた脅し以降、電波という公共財の使用権が無ければ成立しないテレビは、言論メディアとしてはすっかり機能停止してしまったのでしょう。
皇統問題で頻出する「静謐」という言葉の正体が、まさにコレです。
TVは「電波という聖域」を人質に静謐化されてしまいましたが、「皇室の聖域性を悪用」して皇統問題をコントロールしようとしていたのが、まさに「静謐な議論を」という脅し文句です。
与党が過半数割れ確実となった今、あらゆるテーマにおいて「静謐」という欺瞞は取り払われて、未来に向けての言論が活発にならなければ、「投票は無意味」というニヒリズムが本当になってしまいます。
この局面において、皇統問題で「落ち着いた議論」「匍匐前進で」「国論が二分されるのを避ける」といった「静謐の言い換え語」を使い続ける野党議員がいれば、それは多くの国民がNoを表明した自民と同じ理屈で議論を封殺している事になります。
言論において「静謐」は欺瞞です。
皇統クラブ作戦を通して、静謐に隷属せず、君民一体の主体的な国のあり方を、庶民の側から打ち出して行きましょう!