昨日の「オドレら正気か」、一観客として参加しました。
観る側だと、なんというか純粋に楽しめます。
前半、総裁選の分析では爆笑しつつ、
後半ではもっと大きな枠組みで
戦後民主主義について考えることができました。
さまざまな組織に関わっていると、
「この人、戦後民主主義の申し子だな〜」と
思うときがあります。
義務を果たさず権利ばかり主張するというか。
組織全体のために自分は何ができるか、という視点を持たず、
理想論を振りかざして「真に働いている人」を批判する。
「じゃあ、お前がやれ!」と思うのだけど、
自分を超えた何かのために、という感覚がないから、
話をしたっていつまで経ってもすれ違い、平行線。
こういうメンタリティを持つ人は、
少なくとも私が会ってきた元軍人のおじいちゃんたちにはいなかった。
えらそうに皇室に対してモノ申す輩も、
小姑みたいにバッシングする輩も、結局それだ。
戦後80年、ほとんどの人が戦後民主主義の中で生きている。
まずもって自分自身の点検が必要だと思った次第。
終わってから、隣の席の女性としばらく話をしました。
都内開催のとき、お顔を拝見する常連さんです。
彼女は『台湾論』で目からウロコが落ち、
『戦争論』で人生が変わったとのこと。
「こういう場所、ほかにないですよ!!!」と
力説されていました。
「つい日常のあれこれに流されがちだけど、
DOJOやオドレらに参加することで
我に返るというか、心がととのうんです」
あああ〜〜〜〜そうだよな、と思いました。
心がととのう。
いい言葉です。
いろいろな壁にぶつかりながらも、戻るべき原点。
あちこちブレまくるけど「あ、やり直し」と言って
リセットできる場所。
日常に流され身体がすくわれそうなときに、
今一度、足元を見つめる時間。
そんな意味の「ととのう」だと私は理解しました。
話を伺いながら、私自身めちゃくちゃ嬉しくなりました。
で、ひとしきりおしゃべりしたあと、
ご挨拶しようと控え室に行ったところ、
すでに撤収完了、もぬけの殻。はやッ。
さて、場外乱闘は会場近くの居酒屋さん。
飲み放題の種類がいろいろ、唐揚げがふわふわ。
(ちょっとトリミングを間違えました)
しかしアレです。
乱闘がすさまじすぎて、
工事現場で声を張り上げているような2時間半。
最後のゴーさんの締めの言葉で腹がよじれるほど笑いました。
小林先生、もくれんさん、大須賀さん、ゴーさん、
昨日は楽しませてくださり、本当にありがとうございました。
そして設営隊の皆様、お疲れさまでした。
最後に輪になっての挨拶、はじめて知りました。
なんかかっちょいいですね(体育会系っぽくて♡)
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