このニュースを見て
即座に「〝国際競争力のあるアニメ〟のために、政府ができる…いや、政府にしかできない!」事が一つ浮かびました。
それは、
早々に皇室典範改正・愛子さまの立太子を実現させ、よしりん先生が「おぼっちゃまくん」の新作を描く時間を作る事
です!
おべっかでも軽口でもなく、おぼっちゃまくんのアニメは政府の後押しと全然関係なくインドで視聴率No.1になって、「国際競争力のあるアニメ」として新作が作られているわけですしね。これ以上ないダイレクトさ!
特にこうした分野は、いくら会合など重ねても、スーパークリエイターが生み出す夢や希望に全く及ばない(むしろ、それが全ての)世界です。
正直、コンテンツ産業に関わる人で、このニュースを見て(「うまく補助金の波に乗ろう」といった刹那的な打算はあっても)「我々の未来は明るくなりそうだ!」と心が踊る人は、ほとんどいないと思います。
記事から岸田首相のコメントその他を引用すると
日本のコンテンツ産業は、鉄鋼や半導体産業に匹敵する輸出規模があり、その競争力の源泉は、会社とともに映画監督や制作現場といったクリエーター個人にあるが、労働環境や賃金の支払いといった側面で、安心して働ける環境が未整備という課題がある
会合では基金の拡充も通じ、クリエーターなどの育成や待遇改善を後押ししていくことを確認
全然ワクワクしないし、むしろ変な形の介入によって産業構造が崩れてしまわないか?という危惧まで抱いてしまいます。
個々のクリエイターも、「力」を持った作品も、国柄(文化、風土)という土壌と、時代が交差する所にしか生まれません。
政府の役割は、ウケの良さそうな特定の分野にすり寄る事ではなく、その「源」となる部分の「保守」であるはずです。
ぜひ「政治にしか出来ない格好良さ」が見たいです!