ニコニコが復活してよかった!
文章の「ライジング」はnoteで、「ゴー宣道場」「歌謡曲を通して日本を語る」、師範動画などの映像は、ニコニコの小林よしのりチャンネルに統合して発表するというのは、整理されていていいなと思った。
noteは、関連する記事が表示されるから、たまたま興味を持った人が読んでくれることもありそうで面白い。
ライジングで10年以上連載してきて、膨大な勉強の結果が原稿として残っているので、最近は自分の過去の原稿を参照しながら、新しい切り口で書いてみるということを楽しめるようになってきた。
でもニコニコで配信していた時に比べて、コメント数はずいぶん減ったかな。ニコニコのコメント欄は、生放送もついているし、なにより長らく読者のみんなの習慣になっていたから、引越しした以上は仕方ないのかな。
ライジング『ゴーマニズム宣言』Vol.510「早田ひなは“特攻隊を賛美”したのか?」を読んで、有名人の口から戦争に関連するキーワードが一言飛び出しただけで、ハチの巣をつついたようにマスコミが大騒ぎするのは、本当にもういい加減にせえよと思った。
「戦争反対ごっこ」にずっと興じている一方で、ウクライナの戦争という現実を報じているわけだけど、何も感じないのだろうか。
「学校で習ったこと」という型枠に納まったままでしか、ものが言えない、考えられないという習性にプラスして、「自分は世間から見て立派な学歴・経歴を持っている」という呪縛と化した意識から逃れられない不自由な人が、学校秀才バカになるんだと思う。
いつぞや、コロナの議論のなかで
「そんな説を肯定したら、うちの学会ではトンデモだと言われて村八分にされますよ!」
みたいなセリフを聞いたことがあるけど、
「特攻に興味を持つのは良くないことだ。戦争は反省しなければならないものだ」
という圧力も同じだね。
トンデモ見聞録・第333回「小麦と家畜と奴隷~ヨーロッパの合理主義」に、「動物愛護団体の発祥は欧米かと思うのですが、家畜を合理的に扱う考え方のやつらの中から出てきたのは何でだろう」というコメントがあったので、なんとなく見当はつけながら、動物愛護団体の歴史に興味を持って調べていたら、面白い話がいろいろと見つかったので、これは次回のライジングにまた書こうと思う。