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小林よしのり
2024.7.1 11:02日々の出来事

民主主義の後退と終焉

民主主義の先進国とされているアメリカの大統領選を見る
と、老人どうしが罵り合ったり、自画自賛したり、よく
こんなボケ寸前の老人に国を任せようなんて思うものだな
アメリカ人は、と呆れる。

まったくこの民主主義の堕落を見ていると、プーチンら
独裁者たちが、高笑いするばかりで、世界は独裁国家が
勝利するんじゃないかと思ってしまう。
フランシスフクヤマの「歴史の終わり」どころか、
「歴史の後退」が始まっていると見るしかない。

ならばこの日本はと言えば、都知事選の醜悪ぶりに、
もはや日本の選挙は餓鬼畜生の遊び場と化したなと
嘆息するしかない劣化ぶりで、いずれ独裁国家に
蹂躙されるだけの属国日本の行く末に絶望が増すだけ
である。

ついに民主主義は、その完成形を見ることなく、腐敗
して崩壊していくだけの幻想だったと判明した。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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