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2024.6.23 07:00ゴー宣道場

日中友好話②大陸の子供教育環境話とゲリラ祖父母と過ごした大陸話。

皆様、こんにちは!公論サポーターのアラフォー女子介護士のランランと申します。
今回は大陸で、子供の教育環境と私の育った大陸での教育環境をご紹介したく思います。

大陸では毛沢東主席の政策で、人口過多対策のため、2014年まで一人っ子政策をしてました。
そのため、子供一人または2人(男女一人ずつならお金をとられないなど例外あったそうです。)に親と双方の親族の期待が一身に乗りかかります。

私が幼少の1980年代は八路軍に祖父母親族が入っている層が主流で、子供教育は2通りあったそうです。
一つは一族繁栄継続視野を入れ、生まれた瞬間から策を練りに練られてエリート街道に叩き込むというやり方で、幼少から英語やピアノ、算数その他の習い事をみっちりさせ、一族(数百人かも!)の期待を背負う教育です。
もう一つは、とりあえず元気でいれば、そううるさく言わず好きにさせる、またあまり習い事や勉強を無理強いしない、親(祖父)のコネでそこそこ安泰な道を歩かす教育があります。一般の中流家庭などは階級戦争で前者が多かった気がしますが、八路軍幹部の家庭では後者の甘やかしが入った教育が結構あった記憶があります。

後者の教育された例は毛沢東の孫で、お飾りポストで生活してた毛新宇が顕著でしょうか。彼は溺愛され過ぎた小皇帝(溺愛された子供の例えの一つ)で、一般の人達から現代の阿斗(愚帝)と愛称で呼ばれてます。
また、私の教育環境ですが、祖父母主体で、とりあえず腹を空かせないようたらふく食べさせ、運動は近くの空き地で瓦礫の山で遊ばせたり公園や動物園で半日外出し、良く昼寝させると言う感じでした。

特に何かを強制的に学ばせるのではなく、日本の小◯館の本を読ませたり、書かせたりするくらいでした。
TVは祖父と一緒に反日映画を見たり、アニメを観る感じでほぼ日本の環境に近かったなと思います。

また、大陸の子供の教育でほぼ受験漬けされた子供はメンタル病みやすく、志望校に不合格だったり、プレッシャーが重すぎて自殺してしまう事が少なくなく、子供が生きにくい環境です。
近年では資産家や起業家で裕福な家庭では子供達がのびのびと出来るよう、習い事と好きな事を両方させ、いい環境で学ばせて海外に留学させるスタイルがあります。

国を観る際に、子供が健やかに生きれる環境=国力の豊かさに繋がり、益々繁栄するとも言えます。
日本は今子供が健やかに生きれる環境でしょうか、今一度考えて頂けると幸いです。

 


 

 

日本はいま子供が健やかに生きられる環境かどうかというと、そもそもそれが期待できないから子供を産もうと思えないという問題があるわけですよね。
中国は中国で、一人っ子政策の後遺症で日本よりもっと苛酷な少子高齢化に直面しているわけだし、市場経済の導入で、八路軍の親や祖父のコネでそこそこ安泰だった層は没落する一方、裕福な家庭に育って海外に留学したら、もう中国には帰らないということも多々あるようで、問題山積なわけですが。
ではインドではどうなのか? とか、世界各国の子供の環境も気になるところです。

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まいこさんの『「光る君へ」と読む「源氏物語」』は原則月曜掲載としていますが、先週はよしりん先生多忙でチェックができなかったため掲載が遅れ、次回もよしりん先生カンヅメのため掲載が出来ません。
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