DOJOサポーター関西隊長
だふねさんからの御礼と感想を
掲載いたします!
こんにちは。
よしりん先生、笹さん、木蘭さん、倉持弁護士。
トッキーさん、みなぼんさん。
大須賀さん、ゴーさん。
ちぇぶさん、ボンさん。
26日に一緒に登壇したしろくまさん、よっしーさん。
そして、関西支部のメンバーと、全国のサポーターの皆さま。
25日と26日の「ゴー宣DOJO in 大阪」では、大変お世話になりました。ありがとうございました。
現地に参加してくださった一般参加者の皆さまにも、たくさんのお礼を言いたいです。
終わった後は脱力してしまい、遅くなりましたが、以下に感想を述べさせていただきます。
『週刊文春を糾弾せよ!』では、文春被害者の会事務局長・倉持弁護士から、文春の取材攻勢の実態についてリアルな報告を聴きました。「人権侵害ぢゃん、ソレ」という。笑うに笑えない醜悪さ。(「け、け、け、憲法です」には吹き出しましたが。)
「人権」とは? 「表現の自由」とは? 誰にとってのモノなのか? 踏みにじっているのは誰なのかと。
文春をのさばらせている根源は、誰の心にも潜む「嫉妬」であるという論は、かなりの部分で真実という気がします。かといって、ドラえもんの「ビョードーばくだん」で、周囲の人々を小人のレベルに合わせたら社会の停滞を招く。まさに「きみ(のび太)のレベルに落ちたら、この世の終わりだぞ!」ですが、その場合、誰が誰の人権に対して配慮するの? 人権の概念そのものがなくなって、野蛮な殺し合いも正当化される世界になりそう。
能力の差異は仕方がない(差別ではない)。才能のある者を許さない国ではおもしろい文化も生み出せなくなるし、弱者を守る強者もいなくなります。
次は、(いろんな意味で)開始前から私の予想を超えた2日目DOJO! 『女性活躍とは何か?』についてです。
今回は登壇者として違う景色を眺めることができました。登壇席から見知った顔の人を見つけると、嬉しくなりますね。皆さんの様々な表情(頷いたり、じっと登壇者を見つめ続けたり)も、おもしろかった。
既に他の方が書いてくださっているように、この回は「神回」となりました。
よしりん先生が「女性の地位向上とは?」について論を展開させた場面は、私も大袈裟でなく魂が震えました。雷に打たれるほどの衝撃とは、このこと。
「わしは、女性の地位向上というのを、出世のことと思ってないよ。よっしーさんにしろだふねさんにしろ、子供3人も育ててるわけでしょ。あなた方の地位は非常に高い、と思われなければダメなんですよ!
そのように世の中が認識しないと。子供が公園でやかましいだの、交通機関で泣くからうるさいだの、言ってる奴らが気が狂ってるんですよ! いちばん敬意を払わなきゃいけない、いちばん地位の高い女性に向かって何言ってるんだ!! と。
ちゃんと、そういう人たちが『地位が向上した』と評価をされなければならないのに、なんで評価しないの?」
よしりん先生の言葉に、場内が水と打ったようにしんと静まり返る。全員が真剣に耳を澄ませているのが空気でわかりました。凄まじいまでの説得力。
まさか、先生からそのように言われるとは、夢にも思っていなかった私。「困らせてはいけない」と堪えたのに、涙をこぼしてしまいました。 先生が「勘弁しろや、おまえ」と笑いに変えてくれたので、私もすぐに切り替えましたが、あれは絶妙でしたね。事前打合せなんて一切していません。奇跡的な流れと相成りました。
懺悔します。よしりん先生の唱える「女性の地位向上」の「女性」の中に「子を産んだ母親」は含まないのかなと、私はずっと誤解していたのです。
もちろん、母親でも仕事とスマートに両立させる優秀な人ならば「女性」の括りに入るでしょう。所謂「母親である前に一人の女」という人。能力のある女性こそ引き立てられなければいけないよね、と。
私自身はそうでないとわかっていたし、出世には縁も興味もなかった。産休なんて要らない。無理のない範囲で子供優先に考える。正社員だろうとパートだろうと、どこで働こうと、私は私。
3人の子を心身ともに健やかに育て、ありのままを肯定し、それぞれの胸の内に自信をつけさせることが私(と夫)の役割だと。
突出した人間をやっかむなど愚の骨頂。凡人が少数の天才を支えるのが健全な社会。己の分をわきまえ、時には限界も知る。そういう部分も含めて自分を肯定できる子に育てたい。大人になっておかしな承認欲求を拗らせないようにと願いながら。
母親には(特に出産直後は)基本的人権などありません。寝食や排泄の自由もない。自分のことが後回しになる。それが予想以上であることを、せめて周りは理解してあげてほしい。
「男は敷居を跨げば七人の敵あり」という諺があるけれど、これは男に限らず、子を産んだ母親にも当てはまりますよ。
ですが、私は「母親だから」というだけで特権意識を持つのは愚かだと考えていたし、怨念のこもった母親同士の傷の舐め合いも嫌い。母親を型にはめようとする世間の言葉もウザいから聞き流す。「自分が強くなるしかない」という思いのみで来たので(必要な時は夫に甘えるけれど)、自分が敬意を払われる対象になるなどと考えたことはなかったです。目から鱗が落ちました。
しかし、よしりん先生は「国が女性をどう扱うべきか」について、更に深く「思想」していたのだと、改めて気づかされました。私はなんと、考えの浅い人間だったのだろう。汗顔の至りです。
私は、母親を下手に美化する偽善者には吐き気がします。見え透いているというか、「コイツ、本当は女性を下に見ているな」ということが言葉の端々からわかる。
よしりん先生の言葉とは雲泥の差ですね。真に思想し続けてきた人は違う。それが容赦なく表れる。私はそれを理屈ではなく、まず感覚として捉えました。だから涙が出たのです。
長くなりました。まとめるのが大変ですが、26日は「DOJOに参加してよかった、挫けずにサポーターを続けてよかった」と感涙した日です。私にとって大事な一日となりました。
皆さまには、重ねてお礼を申し上げます。
最後に。
私は隊長として、設営計画では各メンバーの役割を決めます。今回、登壇者の目線で各係の動きを見ることができたのは、貴重な体験でした。
特に、警備については責任者まかせで、様子について普段あまり目にすることがないので、すごく新鮮。警備の男性陣の皆さんは、しっかりと自分の役割を果たしていました。
男が仕事をしている姿は素敵! しかも、黙々と。
キュンときますがな。
急遽決定した2日連続開催という初の試みを見事に成功させ、しかもゴー宣DOJO14年の歴史の中でも屈指の神回となったこと、関わったすべての皆様に、ひたすら感謝です。感謝しかありません!
この思想の力で世の中変えたいと、心から思います!