「女性の地位向上のために、幹部である40代の自分が、中途入社したての20代後半の女性を幹部にするために、マンツーマンで8時間べた付きで教えている」
この発言は男。問題だらけです。
そもそも、人材育成とはあくまでも、本人がどうしたいか、という意志を尊重することが大前提です。
「女性の地位向上のために若手女性を幹部候補にする」
この発言には女性本人の意思が全く見えません。
「女性の地位向上」と言えば、女の意志がどうであれ、「女の地位向上させたからすごいだろう」と男の自慢になり、男の名誉のために女を利用する男尊女卑が滲みでています。
さらに、
「(40代男が、20代後半女性にたいして)8時間べた付きでマンツーマンで教えている」
これが、非常に大問題です。
経験を積んだ人であれ、中途入社したては最初は誰でも不馴れです。そのときに業務伝達をすると、どうしても説明とフォローの時間が増えてしまいます。そうすると、自分の仕事は後回しになりがちです。
しかし、成果をあげなければ報酬は発生しないのは、どの仕事においても原理原則。べた付きしている間は自分の業務がとまり、その間は生産性が落ちます。
だからこそ、業務伝達と自分の仕事を同時に進めるのですが、自分の業務を放り出してまで、若い女性にべた付きするのは異様としか思えません。
年甲斐もなく、立場もわきまえず、若い女性にいれこんでる異様な行為は「セクハラ」です。
つまり冒頭の発言は、
「自身は男尊女卑であり、しかも若い女性にいれこんでセクハラ行為をしている」
ことを、男自身が暴露しています。
驚愕なのは、この男の話を読んだ女たちが絶賛していること。
異常です。
まず、この男が男尊女卑で、女を利用していることに気がつかないのが驚きです。
しかも常識的に考えればすぐにわかるセクハラ行為にも気がつかないことにも。
「男に従うのが女の幸せ」と賛同する女たちは内心は思っているのでしょう。だから、この問題発言を客観的に分析できない。
それでは男尊女卑もセクハラ行為にも気がつくことはできません。
こうやって、男尊女卑というのは、女が支えているというのがハッキリとわかりました。
「女性活躍」と言っていた政治家は、
愛子皇太子誕生を妨害する男尊女卑のまま。
しかも名誉男性の女の国会議員、言論人たちが男系派を支持し、愛子皇太子誕生を妨害しています。
その構造と全く同じです。