この数年は女性の起業家や経営層と仕事をすることが多いのですが、会社を成長させつつ子を持つ母でもある女性が、メディアに注目されるようになった際に、「女性の生き方」という目線でインタビューされたり、そのような発言を期待される場に呼ばれたりすることが、すごく嫌だったと話していたのが強く記憶に残っています。
猛烈な競争社会に割り込んで、自分の居場所をこじ開けようとして、経験が足りず転んだり、実力を見せつけてやるんだとがむしゃらにやっている人は、「女性として」という型枠にはめられたり、男性への呪詛に同調を求められたりするよりも、自分の能力や仕事の成果を評価されなければならないわけです。
ましてや、信憑性のない個人的な怨恨でしかない話でも、「女性の弱者」なら全力支援し、キャンセルカルチャーを推進する向きにはとても同調できないでしょう。誰かをキャンセルしなければ、夜明けは来ないのかという話です。
「ゴー宣DOJO in 大阪」!
応募の締め切りは、明日です。
【1日目】 5/25(土)ゴー宣DOJO in大阪
「週刊文春を糾弾せよ!」
【2日目】 5/26(日)ゴー宣DOJO in大阪
「女性活躍とは何か?」
どちらも「日本人論」「キャンセルカルチャー」「皇統問題」などの議論とは地続きです。
大阪での2日間の議論、ぜひ会場へ体感しに来てください。