先週の無理がたたり、土日はコロナでもインフルでもないのに全く動けなくなり、やっとここに書けるくらいには復活いたしました。
さて、毎週火曜日配信の「クソすば」今週は、元オリンピック400メートルハードル日本代表であり、現在もなお日本記録保持者で”走る哲学者”の異名を持つ為末大さんをゲストに、「人間らしさ」を軸に日本社会や日本人のアイデンティティに迫りたいと思います!
世界的なトップアスリートとして、しかも個人競技の競技者として活動してきたからこそ感得してきた自分を律することとその難しさや、引退後も学習し成長していくというプロセスを”変態的に”(敬意をこめて使っています)思想し続けてきた為末さんにしか語れない「熟達」論、これは業界の垣根を超えて今直面する問題のヒントを提供してくれます。
また、今般の大谷翔平(水原一平)問題を通じて、「トップアスリート」と呼ばれる人の生態系、その性質と「社会性」といった論点も明らかにしていきたいと思います。
興味深いのが、為末さんがスポーツを論じる際に対置する「自我を持つ人間」というモデルが近代立憲主義が前提としてきた「強い個人」とオーバーラップすることです。
リベラルな近代民主主義社会が設定した人間像が陥った罠をスポーツの視点からも紐解けそうで、今から楽しみでございます。
それでは、明日20時、ゾンビ化している倉持と握手!
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