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2024.4.13 11:28ゴー宣道場

ブログ『ロシアの愛国者ナワリヌイのメッセージ』について

ゴー宣ジャーナル&エッセイブログ編集長の時浦です。
今朝はシステムエラーか何かで予約投稿が失敗していたので、公開が遅れてしまいました。

さて、一昨日の当ブログ『ロシアの愛国者ナワリヌイのメッセージ 〜あきらめるな、行動を止めるな〜』に関して、以下の指摘を受けました。

 

 


 

ナワリヌイ、愛国者では無いです。
ガチでヤバい人です。

反プーチンだからと言って必ずしも戦争反対、自国が行っていることに対して反省し、後ろめたさを感じている訳ではありません。
ウクライナ戦争には賛成し、虐殺を支持しています。
ただプーチンが嫌いなので反対に回っただけで、美化できる人ではありません。

あの人が仮にロシア大統領になったとて、プーチンと同じです。
チェチェンやジョージア、ウクライナに嫌われているのは調べれば分かります。

それに最後を締めくくる言葉として
<安心して暮らせる民主的なロシアを実現したいという思いで活動していたのだろう。>
と書いておりますが、そんな事は無いです。
自分の事が中心で、己の利益しか追求しないプーチンと同列です。
ただプーチンから権力を奪いたかっただけの野蛮人です。
グレンコ・アンドリーさんも同じ事を指摘しています。

「悪が勝つのはひとえに善人が何もしないから、行動を止めるな」

その通りなんですが、これ西側への宣伝用の言葉です。
かれはウクライナ人やジョージア人、チェチェン人を殺害する事に一瞬のためらいもありません。
もし違うなら、
「ウクライナ侵略を止めろ」
と言うはずですが、そんな事は一言も言ってないです。

諦めるな、行動を止めるな、は良い言葉ですが、ナワリヌイに当てはめるのは間違いです。

もう少し調べて、訂正するかなにかをした方が良いと感じます。
このままだとDOJOはロシア擁護だと認識されると思います。
(軟体社長さん)

 


 

ゴー宣道場に登壇されたグレンコ・アンドリー氏が、「たとえプーチンに代わって誰かが権力に就いても、ロシアは変わらない。それどころか、もっとひどくなるかもしれない」という趣旨の話をされたことはよく覚えています。
なので、仮にナワリヌイがプーチンに代わって権力の座に就いても、ウクライナ戦争は継続し、虐殺もしまくっていたかもしれないとは思います。

しかしナワリヌイは殺害されたので、今後プーチンに代わってウクライナ人を殺すこともありません。
しかも皮肉なことに絶妙のタイミング(?)で殺されたので、支援疲れが目立ってきた国々のロシアに対する警戒感を再び強めるという、図らずもウクライナに有利なことをして死んでくれたという結果にもなりました。

今回、私がこの原稿を掲載した意図は、コメントに付けたとおりです。
我々は天皇制を守るために権力と戦うという奇妙な立場にあり、しかも権力の大多数が天皇制廃止につながる「男系維持」に傾いているという、不利な状況にあります。しかしロシアに比べりゃ、いくら反権力闘争やったって殺されることはないわけで、そのことを示して戦意を高めるには、ナワリヌイが殺害された件と遺した言葉は使えると判断しました。
ナワリヌイの存命中にナワリヌイを応援していたら、結果的に「ロシア擁護」と取られたかもしれませんが、今回、このような扱い方でもロシア擁護と認識されるのでしょうか? ご意見を伺いたいと思います。

それから、「愛国者」とは何か? ナワリヌイは「愛国者」と言えたのか? という点は確かに議論の余地があると思いますので、これについても今後改めて考えていければと思います。

 

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