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トッキー
2024.4.2 12:18ゴー宣道場

知性感性を最大限に高める文化防衛を果敢に繰り広げながら『愛子天皇論』が描かれたという社会的、歴史的な意義

早速ライジングコメント欄に届いた、
まいこさんの感想をご紹介します!

 


 

本日発売のSPA!ゴー宣229章「女系継承は正統な学説である」の感想です。

愛子さまの伊勢神宮御参拝、日本赤十字社への御入社直後に、女系継承について拝読できる巡り合わせに感じ入りました。「若いときから天のよいしるしを授けられ、寛大であわれみ深く、情緒も安定し、美しく、人々からその徳を称えられている」という元明天皇が氷高内親王(元正天皇)への譲位に理解を求めた詔は、国民が歓呼で迎えた敬宮愛子内親王の麗質をも表しているようで、胸が熱くなります。

今回、公開していただいた校閲ゲラ、不遜にも元正天皇の麗しい御影にかかるように線が入っているところまで怒りを覚えました。前々章『天皇陛下が性別を確認しなかった理由』で学術的にも女性・女系天皇が存在したことが証明されているという事実を描きだして下さった頁、男系固執派の方々一人一人に印籠のように突き付けたいと願ったほどの見事な頁は、イデオロギーを表出させてしまう鏡でもあったのですね。

『新・天皇論』を紐解けば、「氷高の父は草壁皇子であり、天皇ではない。男系で位置づければ、「内親王」ではなく「女王」になるはずだ。」と、「女帝の子」として「内親王」となった実例としての元正天皇が「女系継承」であることを、さらに明解に記して下さっています。平城京遷都、「古事記」の完成という政治的にも文化的にも偉業を成し遂げられた元明天皇から譲位され即位した元正天皇について描かれた内容に校閲するならば、小林先生の天皇論シリーズには目を通していただきたいと思いました。

「横浜LIVE」のヴィヴィッドな描写は、現地参加の興奮が蘇るようで嬉しく。キャンセル・カルチャーの嵐が吹きすさぶ真っただ中での「歌謡曲を通して日本を語る」、知性感性を最大限に高める文化防衛を果敢に繰り広げながら『愛子天皇論』が描かれたという社会的、歴史的な意義も、しっかりと日本の文化史に刻んで下さって、ありがとうございました。

 

 


 

 

よしりん先生が今この時代に「歌謡曲を通して日本を語る」を行い、『愛子天皇論』を描いている意味を、このように端的に的確に表現してくれることが非常に嬉しいです。
感想有難うございます!

 

トッキー

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