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大須賀淳
2024.4.1 10:41その他ニュース

自民党(ひいては国政全体)を侵す病

「週プレNEWS」に掲載されたモーリー・ロバートソン氏のコラム

 

この中で書かれている自民党についての考察に、とても納得しました。


(自民党内の男尊女卑的な体質について)

これはつまり、自民党が事実上「少数意見に乗っ取られた党」になりつつあるということです。男女間の格差を解消することや、LGBTの権利を認めていくことの意味は社会の多くの人が理解しているはずですが、現在の自民党の"肌感覚"では、それは旧安倍派を中心に形づくってきた「支持層」の意に反するということなのでしょう。


 

当記事のテーマはLGBTやジェンダーに関するものですが、この構造は国民の7〜8割が女性・女系天皇容認であるにも関わらず、安定した皇位継承に全く寄与しない破綻した案をゴリ押ししてまで男系男子固執する姿勢とまったく同じです。

 

そして自民に限らず、例えば男系男子固執によって支持率が下がりこそすれ絶対に上がるわけがない立憲民主党までが、少数意見に撹乱され、元々の女性・女系公認から大きく後退した「肌感覚のズレた」案を出してしまっています。

 

これは自民に限らず国政全般が陥っている病で、「肌感覚」をもう一歩ふみこんだ人体的な比喩にすると、国政が「自律神経失調症」のようなアンバランスに侵されていると言えます。

 

「感覚」がまともに機能していないから、不調への適格な対処ができない。しまいには、霊感商法(←比喩になってないのが怖い(笑))の類までがよってきて食い物にされる…。

 

そういえば、本日から待望の宮内庁Instagramアカウントが開始され、さっそく公開された投稿内に、このような写真がありました。

 

天皇陛下に招集され、陛下ご臨席のもとで開会される国会に臨む議員の大部分が、安定した皇位継承についてあんなにも無関心とは…陛下の前に出て、恥ずかしい気持ちにならないのでしょうか?

 

だとすれば、完全に感覚・感性が終わっています。

大須賀淳

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