『ゴーマニズム宣言SPECIAL
日本人論』
絶賛発売中!!
ライジング・コメント欄から
感想のご紹介です!
「日本人論」読みました。
SPAですでに読んだ章も含めて、描き下ろしも通して読むと、とっても分かりやすく、日本人の性についての歴史が学べますね。そして、何回も何回も繰り返して強調される、「文化は国によって違う」という点。読むほどに、その点が理解でき、理解できない西洋人の柔軟性の無さが浮き彫りにされますね。今の日本人に、果たして腑に落ち理解できる人がどのくらいいるのか、ちょっと暗澹たる気持ちがよぎります。
内容も非常にためになり良かったですが、手に取った書籍として、私は装丁やちょっとしたデザインが、とっても好きだなぁ!と思いました。
表紙の素晴らしさは、やはり現物ならではだし、デザイナーさんのお名前がたくさん描かれているのは、表紙をコラージュしている一個一個を別々の方が担当されているのかな、とか、章ごとの竹林に並ぶ埴輪達の立ち位置が、全部バラバラなのも面白かったです🎵
あとは、目次の縦書きの「日本人論」という文字のフォントがとても好きです。ほぼ左右対称のこの文字の並びが、デザイン的に素敵だなぁ、と、横書きにはないインパクトがあると思いました。
そこからの、最終章の陰翳表現。内容もそうですが、日本の美意識や文化って、絶対光だけではなく、闇があってこそだなぁと強く思いましたし、そういう感覚、最近の日本人、特に自分が触れ合う事の多い子ども達も、薄いなぁと思います。闇の美意識って、笹さんが好きな縄文の文化にも色濃いのではと思いますし、日本人が日本人たらしめている、大事な部分なのだと思いました。
何回も読ませて頂こうと思います。
ありがとうございました。
(Madokaさん)
この表紙の、雑多でありながらどこかひとまとまりになっているような感じは、まさに『日本人論』を象徴しています!
そして最終章の「陰翳」についての考察!
これでここまでの章がすべて結晶してひとつの『日本人論』が完成しているということは、読んだ人すべてが感じ取られていると思います!
読めば納得の満足感!
あなたの中の「日本人」が呼び覚まされる!
ぜひご覧ください!!
【目次】
まえがき
第①章 ジャニーズ記者会見の狂気
第②章 キャンセル・カルチャーとは何か?
第③章 ザビエルとBBC
第④章 性犯罪者と性加害者は違う
第⑤章 「当事者の会」への疑惑
第⑥章 人権vs文化という構図
第⑦章 〈証言〉を鵜呑みにして冤罪をつくる奴ら
第⑧章 偏見は大事である
第⑨章 ジャニーズ問題:マスコミの〈検証〉
第⑩章 ジャニーズ問題と日本の性文化
第⑪章 日本人が少年愛を「大したことない」と思う理由
第⑫章 芸能とは何なのか?(前編)
第⑬章 芸能とは何なのか?(後編)
最終章 陰翳を消す「人権」の光
あとがき