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2024.3.25 07:00ゴー宣道場

大陸ゲリラの祖母サバイバル話その③ 合戦時はとにかくなんでもやって生き残れ!の話。

皆様、こんにちは!公論サポーターのアラフォー女子介護士のランランと申します。

今回は大陸の祖母の合戦時の話についてご紹介したく思います。
祖母は縁があって、大陸の内戦時に八路軍に応募して対立していた国民党とドンパチと戦いました。

祖母がドンパチした際の話ですが、解釈入れて話すと、当時、人材不足で皆が皆なんでもやって部隊をまわしてたそうです。祖母はバスガールしかした事がない身でしたが、知識人が不足して弾丸の雨が止まない中で、仲間がやられたりして、いつの間にか衛生兵も担い、かつ薬剤を扱う人も不足していた為、薬剤と医学、衛生を独学で学び、(もちろん人伝いです。)戦場で飛び回っていたそうです。

時には負傷して足を切らなければいけない兵士の足をおさえて医師の補助をして看護士をし、時には同志を叱咤激励して火炎瓶等投げ込み突撃し、同志が敵から盗んだ薬やペニシリンを服薬指示したり調剤したり、軍内で見合いしたお人好しの旦那の尻を叩いたり、祖母は一人で看護士兼薬剤師兼兵士兼妻を担っていました。共和国が成立してからは薬剤師と主婦をして落ち着きました。

そこから、緊急時に何が出来るかを考えて、いざ何でもやれば死中に活路が見いだせ生き残れるとの事です。

恐らく、合戦時に祖母の頭の中では”味方がやられた、でも自分は生きてる!戦わないと死ぬ!自分は戦士!ウォーッ!!”になり、医師が不足して負傷兵を見れば”医師と看護が今いない!やったことないけど、目の前で死なれたら目覚めが悪い!何、銃弾受けた?そこの貴様!刀と酒、あとメスを持ってこーい!コノヤロ!!となったのではないでしょうか。

祖母は普段家族以外おしとやかによそ行きの装いしますが、年中祖父に一方的に言葉のマシンガンを放ち、家族に対しては毒舌で話したり、やや(?)気性が激しい面がありました。恐らく、合戦時には気性が激しい面が全開で活躍してたと思われます。気性の激しさも生き残る為に必要不可欠かもしれません。

私も緊急の際は祖母を見習って参りたいと思います。以上おしとやか(?)な孫娘からの紹介でした。

 

大陸ゲリラの祖母サバイバル話その①嗅覚で見極めろ!
大陸ゲリラの祖母サバイバル話その②悪人を許すな!必殺仕事人から心を学べ!

 

 


 

 

シリーズも3回目なのですが、それでも当たり前のように(というか、当人にとっては当たり前のことだったのだろうけれども)サラっと「祖母は縁があって、大陸の内戦時に八路軍に応募して対立していた国民党とドンパチと戦いました。」と書かれると、ちょっと面喰っちゃいますね(笑)。

いざ戦争! というようなことになれば、全く普通の市井の人でも戦士になるものだろうし、今でも世界中にそんな戦場はあるのだろうと思う一方で、今の日本人は、いざという時にそんなふうに切り替わることはできるんだろうか? もう無理なんじゃないか? とも思います。(時浦)

 

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