＜新コロナ真理教の人々①＞【超過死亡】

カイジロウさんの「コロナ真理教の人々」、
新シリーズ登場です！！

　ある程度の達成感をもってブログを書き終え、小林先生にお目にかかって労いの言葉をいただいた私でしたが、二言目に先生が仰ったことには「何か他に医療のヤツ、ないの？」でした(笑)。
　私は思わず喉元まで込み上げた「46本書いたのですが」の言葉を飲み込み、一瞬にしてよしりん企画の壮絶さを思い知ることになりました (笑)
　基本的には旧シリーズで書き切った感もあるのですが、情報のアップデート含めた補論を不定期に上げていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

＜新コロナ真理教の人々①＞
【超過死亡】

　今年の2月末に2023年12月の死亡数速報が出ましたので、超過死亡について取り上げます。
　旧シリーズ⑧にも書いた通り超過死亡とは予測に対する超過ですから、予測次第で大きく変わります。反ワク界隈で言われる40万人の超過死亡はワクチン開始前、2020年の死亡者を基準にした増加数の累積で、一定の理屈はありますが、逆に推進派は「日本は高齢化だから死亡増加は当然」と反論して泥仕合です。

　ここで試みに2017年に出された将来推計人口の死亡推計と比較します。この比較はa)コロナ騒動のバイアスがない、b)元々高齢者数は正確に補足されている、c)日本は移民がない、d)実際、コロナ騒動前の2018年2019年にはほとんど誤差がない、などの点から一定の合理性と精度があると思われます※①。

※①）死亡推計と実死亡の差
（日本の将来推計人口：死亡推計）
https://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/db_zenkoku2017/s_tables/1-8.htm
（新型コロナワクチンについて：首相官邸）
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html

　それによると接種開始の2021年から2023年までの三年間の超過死亡は22万人になります。特に最後の2年間は予想に対して毎年10万人も余計に死んでいるのですから、荒川央先生の言葉を借りれば「日本は戦争でもしているんですか？」というレベルです。警察の取り扱い遺体も2022、2023年に急増し、不審死が増えている現状を窺わせます※②。
※②）警察の取り扱い遺体19万8千体（時事通信）
https://nordot.app/1131150574489797270

　それにしても不気味なのは超過死亡と接種回数のズレです。総接種回数は2021年1.9億回、2022年1.7億回、2023年61百万回なのに、超過死亡は2022、2023年の超過が著しいのです。これは死亡の原因が頻回接種にあるか、もしくは副作用が遅効的に現れる可能性があることを示唆しているように思われます。
　しかも２年連続の超過は大問題で、そもそも死亡が超過した翌年は、過少死亡とならなければおかしいのです。もしこの原因が副作用の遅効性にあって、このトレンドが今後も続くようであれば本当に国家の一大事です。
　健康被害者救済制度の申請についてはHPにあるように煩雑な手続きが必要です※③。更には審査に1年半もかかっている有り様であり※④、日常生活を送れなくなった人の苦悩はいかばかりかと思います。もちろん時間がたつほど薬害は認められにくくなりますから、接種者の方は体調不良の記録など、出来ることはやっておいた方がよいと思われます。
※③）予防接種健康被害救済制度（厚労省）
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_kenkouhigaikyuusai.html

※④）救済制度の審査に1年半待ち（MBS）
https://www.mbs.jp/news/feature/scoop/article/2024/02/098920.shtml

コロナ真理教の人々〈第1シリーズ〉
①庶民が医学に疑問を持たねばならない
②医学は科学ではない
③医学の常識は歴史と共に変わる
④医学は宗教に近い
⑤人は信じたいことを信じる
⑥医学と闘うために
⑦誤解：コロナは恐怖の殺人ウイルスである
⑧誤解：超過死亡は出ていない
⑨誤解：死亡が増加しているのはコロナのせい
⑩誤解：ワクチンがコロナを抑え込んだ
⑪誤解：未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
⑫誤解：今更コロナを振り返っても意味ない