道場生(アンケート)の対話
第4回をお届けします!
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第29回「ゴー宣道場 拡大版」の
アンケート回答、第四弾です。
参加者の言葉を紹介するだけで、
十分面白く、説得力を持つ
と思うので、列挙していきます。
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◆小林さんの脱原発論の取材のVTRは考えさせられました。
故郷に帰れなくしてしまう原発に無関心だったことに責任を感じています。
(東京都・36歳男性・自営業)
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わしも無関心だった。
反省せねばならない。
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◆最初に流された動画の飯舘村の歌を聞いていたら、
自分の田舎のことを思い出し、涙が出てきました。
福島の方々の故郷が失くなってしまったこと、
日本は国土が一部失われたこと、
とても大きなことだとあらためて感じました。
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そのような感受性は大事です。
センチメンタリズムだと
嗤う者たちは
感情に欠陥があるのでしょう。
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◆「Aらまー」良いですねー♪(でもうちは既に20Aです…。)
おととし、TVと冷蔵庫を替えたら、ブレーカーが落ちなくなりました。
日本のメーカーの白物家電は素晴らしいですね。
「危ないものは危ないんだから、どんな理由があろうとも
原発は動かしちゃダメだ」これが私の脱原発の考えでした。
論理的な理由はあまりありませんでした。
3・11の後そう感じたのが出発点でした。
木内さんが同じようなことを言っていたので、同じことを感じている人が
いるんだと嬉しい気持ちがしました。
「脱原発論」を読んで、やっぱり間違えではなかったと思うことができました。
私は仕事をする上で「熱いハートと冷めた脳」が大事だと思っています。
原発に関しても同じではないでしょうか。
「気持ち+知識・論理的な思考」このバランスを保って、
これからも私は「脱原発」で居続けます。覚悟はもうできています。
最後に、ゴー宣道場楽しかったです。おまんじゅう食べたかったなあ…
(埼玉県・31歳女性・看護師)
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「熱いハートと冷めた脳」
その通りです。
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◆皆さんそれぞれの自己紹介とともに脱原発についての考えや行動を
語って下さり感心していましたが、特に心を打たれたのは、
堀辺さんと小林さんの「しゃしょく」のお話しでした。
講演の中で一番自分の中で勉強になったお話でした。
(神奈川県・42歳女性・あろまえすてしゃん)
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社稷ですね。
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◆尖閣も汚染地域も同じ日本の国土であるという小林師範のお話に、
ハッとしました。全くの正論です。
これによって「保守」を名乗る者の欺瞞が分かります。
河野さんや吉原さんの精緻な理論に学ぶ所が多かったです。
笹師範の、目に見えないものへの感受性も納得できます。
理論でも感情でも、原発は受け入れられないと改めて決意しました。
(福井県・23歳男性・介護士)
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現在の「保守」は
「国土」を守る
気のないニセモノです。
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◆「尖閣諸島に「対して勇ましい事を言っている自称保守派が、
その40倍の面積が失われ帰る事が出来なくなっている飯舘村には
何の感情もわかないのはおかしい」と言う小林先生の言葉に
とても納得しました。
人に対する優しさや自然に対する敬意を忘れたくないと思いました。
津田さんの「経済活動が自分のアイデンティティと固着してしまい
原発を衰退させる事が、経済活動を衰退させると思い込んでいるビジネスマン」
という発言が30代の営利活動に携わる会社員として、とても興味深かったです。
私としては再生可能エネルギー市場があると言うだけでなく
脱原発の考え自体が、とても希望が持てると感じました。
(千葉県・34歳男性・会社員)
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◆メルトダウンやメルトスルーと聞いても、どこか楽観的に考えている所が
ありましたが、脱原発論のダモクレスの剣の件を拝見して、
体の奥から鳥肌が立つ思いをしました。
でも一方でテレビや政治家は原発維持と言っていて…。
事実を知れば知る程、世論とかけはなれていることに
絶望感を感じていましたが、真実を見極める力を持ち、自分のできることを
やっていくことが脱原発にもつながれるんだと確信を持てたのが良かったです。
(神奈川県・32歳・会社員)
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4号機プールが倒壊したら、
原発推進派は腹を切るはずだ。
日本が敗戦した時も、
腹を切った武人は多い。
その時は腹を切れ運動を起こそう。
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◆皆さんのセッションがとても良かったです。Aらまー開発の方たちが、
一般家庭は40ー60Aとおっしゃっていましたが、ウチは30Aなので、
電気の消費はとても気を遣うのですでに節電になっていると思いました。
(埼玉県・46歳女性・主婦)
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◆吉原氏が仰っていた、原発推進派と反対派の議論に「会計」の観点を
入れるべしとの指摘はなるほどと思いました。実務のプロとして
地に足のついた戦い方をしておられる方の凄みを感じました。
声を荒らげなくとも、威勢を張らなくても、冷静に対応する姿は素晴らしいです。
(群馬県・32歳男性・アルバイト)
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◆「脱原発」と聞くと、今の経済を維持するためには相当な節電の覚悟が
必要なのかなと感じていました。しかし『脱原発論』を読み、
今回ゴー宣道場に参加して吉原理事長のお話を伺うと、
「脱原発」はむしろ将来的には日本経済を引っ張っていくキーワードに
なるのかなと思いました。最終的には政治家が動かなければいけないと
思いますが、中小企業の方々など民間の技術や個人の行動だけでも
原発依存社会を変えられるんじゃないかなと感じました。
(埼玉県・23歳男性・大学生)
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◆河野議員の「議員の前に直接行って欲しい」という発言、
議員の口から聞けるとは。思わず感動した。
この人は真剣に考えているということが伝わった。
しかし、その後の小林先生の、ある意味一般的・所見音的な感覚の水差しは
とても良かったと思う。こういった講演会などで、盛り上がって、
非現実的だったり、ノンポリが引いてしまう結論に終わってカルト化島宇宙化
してしまうのを、よくぞ相対化してくれたと思う。
男の世界で戦っていない、26歳主夫であります。中学2年以来13年間
ゴー宣読者です。生のよしりん見るのは、10年前のサイン会以来ですが、
大きなホールでも先生の声は良く通るいい声をしてますね。
私事ですが、たまにバンドなどをやっている都合上、
声の良し悪しに敏感なところがあります。
(東京都・26歳男性・主夫)
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中学2年生が今は26歳か。
歳月は流れてるんだなあ。
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◆河野先生の話の中で、大飯原発には北朝鮮のゲリラは来ないことに
なっているというのがありましたが、国家のエリート達が真剣にそういう風に
都合の悪いことを考えないようにしていることに恐怖を感じました。
約半年ぶりの道場参加でしたが、やはり片道10時間かけてくる価値のある
充実したものでした。私が今住んでいる岩手県の山田町は3・11の津波と
それの影響による火災で街の1/3が焼け、また主要産業だった漁やカキの
養殖もままならなくなり、町民がどんどん流出していっています。
山田出身の年配者は町がなくなってしまうと強い憤りを感じている状況があり、
動画にあったおじいさんの姿がだぶって見えました。
(岩手県・36歳男性・航空自衛官)
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日本人は本来、
自然との戦いだけで
精一杯だよなあ。
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◆2003年生まれの娘が、「2030年に原発0に」というニュースを見て、
「私が27歳になった時に原発がなくなるの?」と言いました。
現在小学3年生が27歳になった時って、親からすると気が遠くなるほど
先のことですが、その長い間に巨大地震もテロもおこりえないと
思ってるということなのでしょうか。
その比でもない自民党含め原発推進派は、日本人であれば
普通に持ち合わせるであろう想像力と感受性があまりにも欠如しすぎです。
推進派は脱原発を感情論と言いますが、
感情論ではなく最低限の人情だと思います。
(東京都・40代女性・会社員)
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まったくその通りだと思います。
27年間に巨大地震が起きる確率、
原発事故が起こる確率は、
どんなに低くても、
明日起こる可能性もあるんですけどね。
いや、今日起こる可能性だってあります。
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◆生まれ育った故郷を離されている避難民の事を思うと、本当に辛い。
政府は具体的には何を考え何をしようとしているのかわからない。
「保守」とは何か?をもっとじっくりと考えなければならないと感じた。
私も自民党総裁選出馬者の原発温存発言(全員)を見て、
福島の事・現実をどこまで見ているのか、不思議に思い、信じられなかった。
やはり自民党にも政権は任せられないと心に決めた。
河野太郎氏にもっと力があれば…(党内で)
「原発は電力のバブル」だから、今迄の使い過ぎを元にもどせばよい、
というのが心に残った。代替エネルギーの開発も進んでいるのだから、
使い過ぎを止め、節電し(アラマー使って)て行けば、原発は自然と
不用になると国民が感じて、心の変化に加速されるのではないかと感じる。
メディアは無責任な情報の垂れ流しを即刻止めてもらいたいと思う。
(静岡県・49歳男性・会社員)
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◆「原発は文明ではなく野蛮である」との堀辺先生のお話、
その通りと共感しました。自然と共生する日本文明に合うエネルギー文明を
創り出すことが次世代のために我々がしなければならないことと
深く深く感じました。有難うございます。
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◆小林先生の日常の行為に重きを置いたお話に大賛成です!
私はデモにも行きませんし、政治家にも会いません。
自分の生活のまわりで行動します。
(千葉県・54歳男性・小学校教員)
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長い戦いになるから
ハードルが高いと
続かないんですよね。
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◆社稷。この話を聞いた後すぐに、天皇陛下と同じだと気づいた。
神々の時代から連綿と続く、そして未来永劫続けなければならぬもの。
それをしばらくどころか10万年も断絶させてしまう原発はやはり認められない。
特に日本では。そう強く感じました。
(東京都・29歳・会社員)
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◆小林先生の覚悟に感銘を受けました。騙されない、諦めない、
その覚悟が国民一人一人に必要であると思います。
小林先生の言う通り、原発はただの電力バブルであり、
一人一人が意識すれば原発なしでもやっていける、
それは紛れもない事実です。
リベラルの主張に対抗すること、アメリカに従属することが目的となっている
自称保守と、小林先生とともに戦っていきます。
(埼玉県・27歳男性・生産管理)
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ありがとう。
気持ちが伝わってる人、
共有できてる人がいるのは、心強い。
以上でアンケート回答は終わりです。
次回10月14日の「ゴー宣道場」は、
『慰安婦問題、アゲイン!』
と題して開催します。
「反日」との戦いの
原点に戻って話し合ってみましょう。