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小林よしのり
2024.1.29 10:00日々の出来事

ミス日本は自然に日本人の所作振舞いで美しい。

ミス日本がウクライナ出身の女性に決まったのは
良きことだ。
わしは国を持たない人々の民族主義は認めるのだが、
日本においての民族主義は差別を生みかねないから
違和感があり、国民主義が正当だと思っている。

日本国民は一君万民、平等なのだ。
ウクライナ出身だろうと、日本語で、日本の慣習や文化
の中で暮らす人は、日本人の振る舞いになるはずで、
わしはハワイの日系人を見て、その所作振舞いや英語の
喋り方を見て、「もう日本人とは違う」と感じた。

ミス日本がウクライナに帰ると、周囲の人々に若干の
違和感があると言う。
まさに彼女が日本人である証拠だろう。

そもそもこれだけ混血が進んで来た日本で、いまさら
民族主義を強調しても無意味である。
天皇の男系固執を叫ぶ馬鹿どもも、青い目の天皇が生まれ
たらどうするんだなどと吠えているが、日本に対する
愛国心があるなら、目の色や肌の色は関係ない。
白人だろうと黒人だろうと、国民は平等、それでいいのだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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