【ゴー宣欄外名言 その25】
自民党が飽きたから一回変えてみようと、気分を変えるように「政権交代」させるのが民主主義。致命的な変化は起こらないと思ってるらしい。「構造改革」から「政権交代」へ。これは「気分」の言葉なのだ。自立した個人が政策を検証して票を入れる日など永遠に来ない。
(SAPIO2009.9.30)
これは、衆院選で自民党が大敗し、民主党への政権交代が行われた直後に書かれたものです。
歴史的な政権交代にマスコミも世論も湧き上がっていた最中に、これは「気分」だけの問題だと喝破し、それが完全に的中していたわけです。
今、岸田首相はジリ貧の状況で座して死を待つよりは、「自爆テロ解散」に打って出るのではないかなどとも言われています。
今は野党が弱すぎるから政権交代とまではいかないとしても、それでもこのままでは自民党が大幅に議席を減らすことは間違いないでしょう。しかし、それも「気分」だけのことなのです。
「自立した個人が政策を検証して票を入れる日など永遠に来ない」という言葉は重く、そしておそらくそれが真実なのでしょう。
では、どうすればいいのか?
とりあえずできることは、「正しい気分」をつくり、広めることくらい。
「愛子さまを皇太子に!」という「気分」が日本国中を圧倒するようにしてしまおう!
いまは、それをやるしかないのだと思います。