日曜増刊、2本目は
DOJOサポーター関東隊長
まーさんです!
一般企業で会社勤めをしている まー です。
数年前までは現場ではなく、会社の改善事項を提案する部署にいました。
ビジネスの場で自分の提案を通すのは簡単ではなく、現場調査から提案の資料作成、そしてプレゼンテーション(説明)で相手を納得させなければなりません。
ほとんどの提案は却下されますし、中にはいい提案なのに納得できない理由でボツになることもあります。
自分の力不足を感じるとともに、「そういうものだ」と諦観している自分がいました。
そんな私に衝撃を与え、勇気も与えてくれたのが退位特例法成立の経緯でした(正式名称は「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」)。
平成28年8月、天皇陛下(現・上皇陛下)が退位のお気持ちをにじませるメッセージを発表されました。
近代に前例のなかった退位であったものの、「全身全霊で」務めていただいた陛下のお気持ちに、大多数の国民は理解を示しました。
しかし、安倍政権は退位反対論者を多く集め「有識者会議」を立ち上げます。
「皇室を敬愛している」と自称する輩が陛下に猛烈なバッシングを始めます。
「役割を果たせないから退位したいという考えはちょっとおかしいのではないか」(平川 祐󠄀弘)
「天皇の仕事は本質的に、宮中で国民のためにお祈りすること。本当は国民の目に触れなくてもよい」(渡部昇一)
と聞くに堪えないような、尊皇派が聞いて呆れる言説を繰り返します。
当時は第2次安倍政権真っ最中。
国会議員の多数派を占めていることを背景として、議論の中身とは関係なく政府の意向を通していました。
安保法制強行採決(平成27年7月)
森友学園問題報道開始(平成29年2月)
など。
それに対し、ゴー宣DOJO(当時は「道場」)は民進党の山尾(菅野)志桜里議員、野田佳彦議員、馬淵澄夫議員と連携し迅速に動きます。
議論の末、「退位三要件」を発表。それを武器に、国会の場で安倍政権の「退位は認めない」という意向をひっくり返し、(100%満足ではないものの)退位特例法を成立させたのです。
この経緯を見て、一介のビジネスマンである私が感銘を受け、学んだのは、
・迅速に
・相手を圧倒する正論を
・公に発表して
議論の場に持ち込んだ時、「小(野党)」は「大(与党)」に勝つことができる、ということです。
私は、仕事で自身の提案が受け入れられないのは、自分に決定権(権力)がないからではなく、提案の中身や提案の仕方、そして情熱が足りなかったからだと気づきました。
同時に勇気をもらいました。
本気でやればできる!と。
そして次は自分が目の前の皇位継承問題に尽力し、後世の日本人に【皇室】と【勇気】を遺したい。
本気でそう思っています。
【トッキーコメント】
そうです、我々には成功体験があるのです!
世間には、ご譲位が実現するには大変な困難があったことすら知られていないのが不満ではありますが、ともかく、不可能と思われたことを可能にするということには、前例があるのです。
皇位継承問題でも、それは必ずできます。そうとしか考えません!