<コロナ真理教の人々㉞>byカイジロウ
【誤解:薬害は推定無罪であるべき】
それは違うと私は考えます。
もちろん法治国家である以上、推定無罪は原則です。
しかし「医療はまず害をなすなかれ」という言葉の持つ意味を我々は深く考えるべきです。二千五百年もこの言葉が色褪せないのは、いまだに医療が害をなす存在だからです。
厚労省の薬害HP※①を見ると(表)、最初の症例報告から和解まで20年程度を要しています。
①:医薬品等による主な健康被害(厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000thk7-att/2r9852000000thot.pdf
途中の自主回収などはあるにしろ、薬はこの長い「推定無罪」の後、結局有罪だったのです。
一般に人体の不調と薬剤の因果関係証明は困難で、多くの犠牲者の長く苦しい闘いと引き替えに、ようやくその罪を認めさせているのです。
荒川央先生の言葉を借りれば、「危険性を証明出来ない」は、「安全な可能性がある」の言い換えに過ぎません。
そしてこの医療政策の変更は最初に海外で指摘され、日本は最後に誤りを認めるケースが多いことに気付きます。そう言えばハンセン病もそうでした※②。
つまり日本の医学者は世界で最も誤りを認めず、海外の権威には弱く、夜郎自大で自浄能力がない集団ということです。
②国際会議から乖離した日本のハンセン病政策(厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/hansen/kanren/dl/4a26.pdf
害を判断するのは裁判官ではなく、意見を求められる公の医者です。
権威ある医者でなければ公の見解にはなり得ず、更に彼らは大学や研究機関や製薬会社を行き来します。
つまり彼らはヒエラルキーの役割分担を担う業界人であり、元々医学界に楯突く気はないのです。我々庶民が声を上げなければならない理由がここにあります。
厚労省が出した「安全な医療」のための資料には「フェイルセイフ」の必要性が書かれています※③。
ご立派な意見です。警報システムが故障したときは大事故を防ぐために全ての遮断機を閉めるべきなのです。
③安全な医療を提供するための10の要点(厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001013311.pdf
しかし史上最大の薬害が確定した今になっても、効きもしないワクチン接種を止められないのが今の医療行政です。
コロナ真理教の人々〈第1シリーズ〉
①庶民が医学に疑問を持たねばならない
②医学は科学ではない
③医学の常識は歴史と共に変わる
④医学は宗教に近い
⑤人は信じたいことを信じる
⑥医学と闘うために
⑦誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
⑧誤解:超過死亡は出ていない
⑨誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
⑩誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
⑪誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
⑫誤解:今更コロナを振り返っても意味ない
コロナ真理教の人々〈第2シリーズ〉
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
⑳誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった
㉑誤解:mRNAワクチンは救世主の技術だ
㉒誤解:mRNAワクチンは安全だ
㉓誤解:でもインフルワクチンは効いているでしょ?
㉔誤解:でもワクチンで天然痘が絶滅したでしょ?
㉕誤解:健康であればあるほどよい
㉖誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している
㉗誤解:行動制限に意味はあった
㉘誤解:病院に行くほど健康になる
㉙誤解:マスクに感染防止効果はある
㉚誤解:マスクに効果がなくても念の為にした方が良い
㉛誤解:でもマスクに害はないでしょ
コロナ真理教の人々〈第3シリーズ〉
㉜誤解:でも健康診断は身体のためだよね?
㉝誤解:日本の研究者は誠実で優秀
【トッキーコメント】
昨日は日本の研究者がダメだったという話でしたが、今日は日本の医学者も厚労省の官僚もダメだったという話です。
しかし、これは「自虐史観」ではありません。嘘の汚点をでっち上げて断罪したのが自虐史観でしたが、これは事実なのですから。
事実である以上、「失敗の本質」は直視しなければいけません!!