茶魔の話づくりは圧倒的に難しいです。
茶魔は大金持ちで、お助け軍団という人材がいる。
この2要素があれば何でも出来ます。
早い話が、目的を達成するために障害になる人物は、
全員買収すればいいわけです。
都合のいい人物を続々でっち上げて雇えばいいわけです。
超能力者を何人も雇って、使用すれば茶魔は何もせずに
目的を達成できます。
その罠に嵌まると、超ご都合主義な話が出来て、
全くつまらなくなります。
「現象」だけを見せられると、退屈なだけで、
何のカタルシスもありません。
やはり人間なのです。
茶魔の「キャラクター」がメインで、付属する金や人材は、
キャラを活かすタイミングで出すべきなのです。
これは『おぼっちゃまくん』の原則です。
まず茶魔のキャラクター!
そして、脇役のキャラクター。
茶魔のキャラクターは良い子じゃありません。
甘えっ子で、自己中で、常識外れなアホで、パワフルで、
ずる賢くて、なのに憎めない、可愛い、というキャラクターです。
このキャラクターを存分に活かす設定を考えてください。
現象はダメ!
キャラクターの可笑しみはOKです。
頑張って、またインドでNo.1になりましょう!