ゴーです(・∀・)
さっき、帰宅途中のコンビニによったら、発売中の文藝春秋の特集が気になったので買っちゃいました。「睡眠は最高のアンチエイジング」というジジババ過ぎる特集の方ではなく、「大アンケート私の昭和歌謡ベスト3」ってやつです(・∀・)
34名の著名人が、「後世に残したい昭和歌謡3曲」を回答してて、コメントつきで面白い。内田樹、高田文夫、中野翠、林芳正、有田芳夫、酒井順子、みうらじゅん、石破茂などなど。
全部は読んでませんが、上野千鶴子が「神田川」を推してて、「団塊世代にとっては涙なしには聞けない曲」と評してたり、ちょっと微笑ましい。お一人様のはずが、やっぱり情緒は一緒じゃん(・ω・)
石破茂が、「マリリン・モンロー ノー・リターン」(野坂昭如)、「やさしい悪魔」(キャンディーズ)、「銀河伝説」(岩崎宏美)の3曲を挙げてるのですが、各理由付けが分析的でオタクっぽくて楽しい(・∀・)好きなのが伝わってくる感じ。
ほかには、みうらじゅんの「京都慕情」(渚ゆう子)、「恋の奴隷」(奥村チヨ)、「ホテル」(島津ゆたか)のセレクトが性的トーンに溢れてて、解説ふくめ面白い。流石(^。^)
有名なヒット曲が大部分だけど、昭和年代若手の私からすると、「石狩挽歌」(北原ミレイ)って局は知りませんでした。3名も推してるんですけど(・ω・)YouTubeで聞いてみよう。
他方、一般読者向けアンケート(103通)1位、2位は、いずれも藤山一郎の「長崎の鐘」、「青い山脈」。余りに年代が違いすぎて(-_-;)昭和はひとくくりに出来ない長さを感じます。アンケートは70~90代のコメントが多くて超高齢な読者層にビックリ(@_@)
小林先生の「歌謡曲を通じて日本を語る」のセレクトは昭和も令和も含むけど、この特集とほとんど被ってません。最先端の感性を分析したり、エンタメで未来を切り拓く野望が炸裂してたり、ノスタルジーだけじゃないんですよね。
あらためて、小林先生は動画で「今の日本を語る」ために名曲を通してるだけだと分かってきたぞい(遅すぎ(-_-;))。
ノスタルジーに留まらない歌謡エンタメって本当に貴重です。