ゴー宣DOJO

BLOGブログ
トッキー
2024.1.16 11:33生放送

まさに豊饒な時間!『歌謡曲を通して日本を語る』感想ご紹介

『歌謡曲を通して日本を語る』
第5回「初めて」
「世界のゴー宣ファンサイト」に寄せられた
まいこさんの感想2本を
まとめてご紹介します!!

 


 

 

今夜もありがとうございます。「心の旅」美しい艶やかな御声、高音域の箇所でも決して逃げず、どこまでも飛翔するような、心の旅に相応しい歌唱でいらっしゃる・・・と聴き入っておりましたら、「飛行機の中で全国制覇の野望を抱きながら、ずっとかかっていた」曲とのこと。大須賀さんのオープニングの暗示と相まって、まだ紅顔の美少年であられた頃の面影を残す若き日の先生の心象風景を正しく受け止められたようで嬉しくなりました。「田舎のバス」、七色の声を持つ稀代のエンターティナーに負けず劣らずのチェブリン・モン子さんのパフォーマンス、力強くも透き通るような歌声と、今いる場所の隅々まで行き届く優しい配慮にも心打たれます。「君だけに愛を」これは罪な歌唱です。画面越しでもキューンとなる先生のたおやかな御手と熱い視線を至近距離で向けられたら堕ちる女性、続出です。幼い頃に妖艶さに圧倒され、何かいけないものでも見ているような気にさせられつつ、抜群に歌の巧いジュリーと遜色ない、瑞々しい御声も圧巻でした。次回の番組も心待ちにしております。

 

時間が経って、また書きたいことがありましたので追記させてください。
本来ならば文化の土壌が広く深い日本、文化が豊饒ならば人権もバランスがとれるというお話に、今回は特に感じ入りました。先生の選ばれる曲は、どれも活き活きとしたエピソードと共に歌われるので、その時代を知らない方々にも、昭和の時代もまた、文化の土壌が広く深いということが楽しく伝わっているのではないかと思います。
授賞式に向かう空の旅の際に心の中でずっと鳴り響いていたという「心の旅」でのエピソード、「ベルサイユのばら」の池田理代子先生、描いている世界観そのままに美しく恋の手練れでいらっしゃる女性から、素敵な方として選ばれて薔薇の花束(きっと紅色)を渡されたお話は、昭和の華やかな光景が見えるようで胸が高鳴りました。また5,6枚のコンテから才能を見抜かれた中野部長さんのエピソードからは、溢れる才能と共に、常に緻密に準備を重ね臨戦態勢を崩されないことを、デビュー前から今に至るまで、ずっと続けておられる先生の雄姿と、昭和のダイナミズムを下支えするものが何であるかが伺えます。
その先生の才能を芽生えさせてくれた「田舎のバス」、2歳でユーモア、ギャグセンス、さらには女性らしさという楽しく甘やかなもの、文化を豊饒たらしめ国を栄えさせる重要な要素までも一曲の歌から汲み取られたことには、驚くばかりです。すべて一律にしたがる原理的なものではなく、多様性、豊富にある恋愛の例として、「男の成長」の際に歌われた「愛のかたまり」での電車に彼女を乗せたくないほどの独占したい気持ちや、別れることでより深い結びつきを感じるような男女の機微についても語ってくださって嬉しかったです。
「君だけに愛を」、ザ・タイガースもロック、モテたから貶められたというお話は、昨今のキャンセル・カルチャーにも繋がるようで、何故そんなにツマラナイ世の中にしたいのか、人権の名のもとに正義を振り回していたら、いつかあなたの推しも潰れますよと言葉にできるようになったのは、先生が繰り返し、作品や歌唱で日本の文化について伝えて下さったお陰です。
こんなにも楽しい、まさに豊饒な時間をありがとうございました。次回のライブも大成功しますように。

 

 


 

 

1曲の歌謡曲の背後にあるものや、個人的な経験などをとことん語りまくり、それによって「日本」を浮かび上がらせていくエンターテインメント!
こんなことをやった人はいないし、やろうとしたって他の誰にもできません!
これを毎月見れるというのは、どんなに贅沢なことでしょうか!
また来月も、この至福の時間をお楽しみに!

トッキー

次回の開催予定

令和6年 10/5 SAT
15:00~17:30

テーマ: 「歌謡曲を通して故郷・福岡を語る」LIVE in福岡

INFORMATIONお知らせ