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笹幸恵
2024.1.9 17:45日々の出来事

海上自衛隊第4術科学校のシビれポイント①

昨年末の話で恐縮ですが・・・。
12月に天橋立でチャリンコかっ飛ばした後、
舞鶴にある海上自衛隊第4術科学校(4術校)を
見学させていただきました。
いろいろとシビれるポイントがあったので、
ちょっとご紹介していきたいと思います。

4術校は、経理、補給、給養、業務管理の
術科教育を行う学校。
これら後方任務を担う人々がいなければ、
実際に戦うことができません。
いわば縁の下の力持ち。
私は経理は苦手(数字を見ただけで思考の一切が停止する)
けど、補給とか給養とかは大好物♬
そんなわけで、どうしても学校を覗いてみたかったのでした。

シビれポイントの一つ目はこちら。


公室の入口に掲げられたこの額。
「不進即退」と書かれています。
進まざれば、すなわち退く。
揮毫は4術校設立に尽力された、元衆院議員の
故・前尾繁三郎氏。

現状維持にとどまることなく目標達成に向け、
常に前進する精神を大切にするという、
4術校の精神を表しています。

この言葉、初めて知りましたが、
いい言葉です。

現状維持は後退と同じだ!!!
と私は理解しましたが、いかがでしょう。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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