ろくでもない1年でも振り返ろう!
小林よしのりライジングVol.490
配信です!!
今週号のタイトルは
「ニヒリズム蔓延の年だった」
2023年はどういう年だったかと振り返ってみると、残念ながらウクライナ、イスラエル・パレスチナ、中国…どこをみてもどうにもならない状況になっている。
そして、それを世界的に「しょうがない」と突き放すような動きになりつつある。
まさにニヒリズム蔓延である!
それでは日本国内はというと、それ以上に目も当てられないほどの状態になってしまっている。
令和5年は、残念な年だった。
しかし、そのまま令和6年に持ち越すわけにはいかない!
どんな時でも、どこかに活路を見出し、活力が湧くような行動をしていかなければならないと考えるのが、小林よしのりです!
来年は、ニヒリズム蔓延を突破する年にしよう!
今回は、そんな年を迎えるための「前フリ」だ!
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「令和5年版 今年の黙殺」
もくれんさんも今年の振り返り。
こちらのキーワードは「黙殺」。
今年一年、マスコミはどれだけ重要な真実の報道を放棄し、黙殺したか?
コロナ問題、ジャニーズ問題、そして草津町長の冤罪事件、いずれも、マスコミが大々的に報じた方向と別のところに真実があったことが明確になっている。
それなのに、マスコミはその真実を報じない。
黙殺! 黙殺! 黙殺あるのみ!
マスコミはミスリードしかしないのか?
まだまだ黙殺されていることが、世の中には溢れているのではないか?
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…2023年最後の配信となるので、一年を振り返っておこう。
残念ながらこの一年は、ひとことで言えば「ニヒリズム蔓延」の年だった。
ウクライナ戦争の長期化、イスラエル・パレスチナ紛争勃発、中国問題…国際情勢はニヒリズムで見るしかないという世界情勢になっている。
強権・独裁制の大国を相手にしては、まともな民主主義国家の理屈が一切通じず、手の施しようがないという意識が世界中に蔓延しているのだ。
そして、そんな厳しい国際環境の中にある日本は、この一年どうだったかと見てみれば、これがまた惨憺たる有様なのである。
令和6年を迎える前に、この状況をどう考えるべきなのだろうか?
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…今年は、5月にコロナが「5類」に移行し、本当に科学的に考えることがないまま終わるんだなと思っていたら、ジャニーズ問題にスポットが浴びせられ、今度は法的に考えることすらできないという血みどろの八つ墓村ぶりを見せつけられた1年だった。
マスコミの重要な仕事とは、真実を黙殺することらしい。
そこで、令和5年にマスコミが黙殺した、私の気になるニュースについてまとめておく。
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…小室圭さんの株が爆上がり!?
運動が得意な日本人がこぞって野球・サッカーといった「海外で稼げるスポーツ」を選択することは日本の力が弱くなっていることの現れなのでは?
今年の流行語大賞「アレ」をどう思う?
自分の人生とはまったく関係ない筈の他人の不倫に対して、なぜ人は物凄く批難するの?
ドジャースの大谷翔平選手の1000億円契約について、正直どう思う?東京駅は好き?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第519回
「ニヒリズム蔓延の年だった」
2. しゃべらせてクリ!・第446回
「しゃべクリアワード2023!」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第313回
「令和5年版 今年の黙殺」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記