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泉美木蘭
2023.12.26 10:53

小林先生に栄養ドリンク廃止論を提唱します

昨夜は深夜0時すぎにライジングの原稿が出来上がって、
小林先生にメールで連絡を入れてから寝た。
朝8時頃、先生がブログを書いているのを読んだので、
そろそろ私の原稿を読んでお返事くださるかなと思って
いたけど、しーんとしている。

小林先生なら、きっとここで、いきなりブログに
「わしのメールを無視するとは! たるんどる!」
と烈火のごとく書き込みそうなんだけど、
私はやさしいので、

自分のメールがちゃんと送信できていないのかもと思い、
もう一度丁寧なメールを送りなおした。
すると、先生から、
「ブログを書いたあと、朝メシ食って居眠りしてしまった」
という返信が届いた。

聞くと、昔は午前中はいちばん仕事がはかどっていたのに、
最近は朝食後に睡魔との戦いになり、
栄養ドリンクを飲みまくっていたけど、効かなくなってきたという。
奥さんが薬局で栄養ドリンクの大量購入をしようとしたら、
薬剤師から「誰が飲むのか? こんなに飲んだら効かなくなる」
と言われたらしい。
(ネットで買えばいいのに)と思ったけど、
薬剤師が気になってわざわざ声をかけてくるくらいだから、
よっぽどの量をたびたび購入しているのかなと思った。

栄養ドリンクって、カフェインやらブドウ糖やらをものすごく大量に
体に取り込んで、疲れが抜けたような気分にさせるものなので、
飲みすぎれば効かなくなるし、常用していれば高血糖になるだけだと
思います。
私は20代のときに低血糖のような症状にすごく悩んで、
血糖値の勉強をしたことがありますが、
食後に異様に眠くなるのは、
飲食によって急激に血糖値が上がる状態になっているからだと思います。

血糖値が上がると、それを下げるためにインシュリンが分泌されますが、

急上昇に対抗するためには、インシュリンも過剰に放出されるようになり、
今度は血糖値が急降下して、脳が覚醒していられなくなり、
ふらふらになってしまいます。
これがクセになると、食後の血糖値の乱高下が激しくなりますし、
そこで栄養ドリンクを飲んでいたら、ブドウ糖の塊を投入して、
火にガソリンを注ぐようなもので、

ますます高血糖状態を作り出して、状態が悪化するだけ!

とはいえ、前のめりの頭脳労働人から糖分を取り上げるというのは、
難しい話です。
食事で調整するか、飴ちゃんか小粒のチョコレートなどで、
こまめに補給するかがよいですよ~という当たり前のことしか言えず、
それだと、異常な量のチョコレートを机の引き出しにため込むとか、
勝慎太郎ばりにパンツのなかに甘いものを隠し持つようになるとか、
脱監視に走るだけのような気がしますが。

しかしひとまず私は、
小林先生に栄養ドリンク廃止論を提唱したいと思います。

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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