男らしさ、女らしさはいらないと言っても、あるものはある!
安倍晋三の功績は偉大だと言っても、ないものはない!
小林よしのりライジングVol.488
配信です!!
今週号のタイトルは
「男らしさ、女らしさをなくすべきか?」
最近の「左」が力を入れているテーマは、「男らしさ・女らしさの解消」らしい。
11月19日は「国際男性デー」とかいうものだったらしいが、サヨクマスコミは今年突然この日をプッシュし始めた。
「男らしさ」という固定観念を見直し、「ジェンダー平等」を目指す日なんだそうだ。
昔から言われている「男らしさ」は、なくすべきものなのか!?
「男は涙を見せぬもの、見せぬもの」
これは『機動戦士ガンダム』のエンディングの一節。
「男なんだろう?グズグズするなよ!」
『宇宙刑事ギャバン』の主題歌は、歌い出しからコレ。
こういう歌も、今後は歌ってはいけないものになるんでしょうかね?
そもそも、今年から「国際男性デー」を推している朝日新聞は、どういう理屈で「男らしさ」を否定しているのだろうか?
ということで、朝日が報じた特集企画を読んでみたら、唖然!
ある程度予想していたが、予想以上に唖然!!
こんな理屈で「男らしさ」のない世の中を作ろうとしているのか?
それで、どういう世の中が出来上がるというのか!?
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「河野太郎にブロックされているHanadaウォッチ…“安倍さんは奇跡”だって。」
「右」は右で、もう何がやりたいのかわからない状態だ。
月刊誌「Hanada」の編集部の公式アカウントが河野太郎からブロックされ、それをネトウヨたちが一斉に喜んで盛り上がるという珍事が起きていた。
気に食わないSNSのアカウントを片っ端からブロックしてその狭量さを露呈し、「ブロック太郎」とも言われる河野太郎だが、ネトウヨ界隈では「河野太郎にブロックされれば一人前」ということになっているらしい。
そんな、「一人前」になった「Hanada」は、永田町では一切話題にも上っていない「日本保守党」を猛プッシュ中。
今月号も百田尚樹・有本香・櫻井よしこの鼎談を組んでいるが、しゃべらせればしゃべらせるほど、浮かんでくるのはロジックの完全欠如、そして安倍晋三一神教の「信仰」のみだった!!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…人間、なろうと思えば、必ず何かの「被害者」になることができる。
現在の自分が不遇なのは自分のせいだと認めることができず、どこかに自分をこんなことにした「加害者」がいると思いたがる、不幸な人は必ずいる。そして、そんな人を自分のイデオロギーのために利用しようという人も、必ずいるものだ。
11月19日に「国際男性デー」なるものがあったらしい。「『男らしさ』という固定観念や、男性や男の子の健康に目を向け、ジェンダー平等を促す日」なんだそうだ。朝日新聞は今年初めて「国際男性デー」のイベントを開催、8回にわたって「らしさって 国際男性デー」と題する連載特集を組んだ。朝日新聞がこの特集で「国際男性デー」の普及のためにどんな主張をしたのか、見てみよう。
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…月刊『Hanada』は12月も元気だ。編集部のX公式アカウントが、河野太郎からブロックされたらしい。SNSによって神経質な独裁者気質の顔が如実になった河野太郎も気になるところだが……
今号の目玉記事は、百田尚樹、有本香、櫻井よしこの「日本保守党は王道を歩む」という鼎談だ。「安倍晋三を尊敬する」「安倍なき自民党は最悪だ」と言いながら、日本保守党が批判している政策は、消費増税しかり、外国人労働者受け入れ拡大のための入管法改正しかり、ほとんど安倍晋三がやったことである。彼らはどのように自分を納得させているのだろうか?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…国会で議員が答弁中にスマホを使うのはマナー違反?
生命至上主義が蔓延る現代日本で『ゴジラ-1.0』があのように描かれた意味とは?
BRICSの拡大などロシアは持ち直した一方で、ウクライナでは厭戦気分が高まっているのでは?
外国人観光客が戻ってきていることをどう思う?
今まで聞いて来た中で違和感を持った曲は?
「日清どん兵衛」のCM出演者が吉岡里帆さんからアンミカさんに交代した事で、賛否両論が巻き起こっている件をどう思う?
「おぼっちゃまくん」がグローバルなポリコレの波に覆われる可能性はない?
高等学校無償化に賛成?反対?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第517回
「男らしさ、女らしさをなくすべきか?」
2. しゃべらせてクリ!・第444回
「メリー苦シミマス! 地獄のサンタがやって来た~っしゅ!の巻【前編】」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第311回
「河野太郎にブロックされているHanadaウォッチ…“安倍さんは奇跡”だって。」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記