イギリスのジョンソン元首相が、首相在任中のコロナ対策について政府として「過ちを犯した」と認めたというニュースが入ってきました。
ジョンソン英元首相、新型コロナ対策で「過ち犯した」と認める 「リスクを過小評価」とも
新型コロナによる死者が23万人を超えた英国では、ジョンソン政権がロックダウンに消極的だったことが一因と指摘され、当時の政府の対策などを検証する独立調査委員会の公開聴聞会が行われています。
そこでジョンソン元首相は「新型コロナの規模や感染拡大のリスクを著しく過小評価していた」と述べ、国内だけで50万人以上が死亡するとした専門家による当初の予測を信用していなかったことを明らかにしたそうです。
この当初予測は実際に疑義のあるものだったと私は思っていますが、それはともかく、このようにしっかり事後に政府の対策を検証するところは、本当にイギリスがうらやましいと思ってしまいます。
イギリスでは、イラク戦争についてもアメリカを支持して参戦したことは誤りだったと結論を出しています。
しかし、日本では20年経ってもイラク戦争の検証すらしていません。
ましてや新型コロナ対策の検証など、誰もしようともしていません!
『ゴーマニズム宣言』シリーズで、イラク戦争は侵略であり、日本政府が支持したことは誤りだったと検証してた小林よしのりが、今度は日本政府の、そしてメディアのコロナ対策を徹底的に検証する!
日本では誰も検証しないから、小林よしのりがやる!!
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