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大須賀淳
2023.11.26 21:29その他ニュース

「失敗の解決」こそが「生」

※この文の基本部分は今日の朝方に書いていたのですが、用事などを済ませている間に投稿されたよしりん先生のブログ「歌謡曲を通して日本を語る」は未知の挑戦だ。」に呼応したような感じになってしまいました(笑)配信の運営についてはまた後日打ち合わせさせてください!

 

歌謡曲を通して日本を語る第3回、ご視聴いただいた皆様ありがとうございました!

 

ちょこっとだけ配信では出ない部分を公開。第2回から使っているスタジオは、大規模なライブのリハも行われるような本格的な場所なので、アリーナ級のイベントにも対応できるようなゴッツい設備も置かれています!

 

この番組では毎回どんどん新しい試みを取り入れていますが、同時に毎回何かしらミスが発生してしまうんですねえ。今回最大のものは「孤愁人」中で先生が「これ変わっとらんよ!」と言っていた部分。あれは私が、他の操作に気を取られて、歌詞を表示しているスクリーンの切り替えを忘れていたのでした…。

 

だけど、転んでもタダで起きたらヤクザな商売(笑)はやってられません。帰宅後、曲のオケ、配信用の歌詞、現場用の歌詞をぜんぶ自動で同時出力する方法を思いついて試したら見事に成功!

 

それだけでも目出度いのですが、この改善によって、当初意図していなかった部分の負荷も軽減でき「さらに演出をぶち込める!」という隙間が作れました(笑)

 

失敗「も」糧にするどころか、イノベーションは何らかの失敗からしか生まれないのではないか?とさえ感じます。

 

実は、現在のTVの歌番組は「予定通りに進む」事が重要視され、出演者が「バンド」の場合でも、あてぶり(予め録音された音を流し、演奏しているフリだけする)が多いなど、面白さより「失敗しない事」を優先する傾向があります。

 

だけど、例えば「夜ヒット」「ベストテン」といった往年の歌謡番組で「名シーン」として語り継がれているのって「トラブル」の場面が多かったりもしますよね。その頃のテレビは、やっぱり「攻めて」いたんです。

 

おそらく「歌謡曲を通して日本を語る」は、現在の日本で最もギザギザで牙をむき出した俺流スタートダッシュ(©KAT-TUN「Real Face」)な攻め方をしている歌謡曲コンテンツだと思います!

 

ところで、いよいよ発売がアナウンスされた待望のコロナ論総括編「コロナと敗戦/失敗の本質

 

良いタイトルですねえ!

 

当然まだ読んでいないので、本の内容と重なるかはわかりませんが、失敗「しない」という思考は「自粛」などの消極的な施策しか生まず、そこを起点にするとあらゆる判断が、人間活動を阻害するおかしな方向に進みがちです。

 

かならず発生する「失敗」に遭遇した時は、解決するするための知恵や意欲が重要であり、少し大げさに言えばそれこそが「生きる」事の大きなウエイトを占めているのでは、とさえ感じます。

 

生命至上主義による失敗の忌避が皮肉にも「生きる」事への阻害を生んでしまった、という「失敗」をどう解決して行くかは、今の我々が未来に向けて背負ってしまった大きな大きな荷物だと思っています。
大須賀淳

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