よしりん師範と
道場生(アンケート)の
対話、後半戦!!
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第34回「ゴー宣道場」の
アンケート回答の続きです。
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◆保守派の男尊女卑にしても、フェミニストの過激な平等主義にしても、
もはや現状と大きくずれてしまっているのだなと、
皆様のお話を 聞いていて思いました。実態をよくよく把握して、
一体何が出産・育児などの家庭形成をはばんでいるのか、
男女双方の望む自己実現は何なのか、特に若い世代の意見は
どうであるのか理解する事が必要と感じました。
(群馬県・28歳男性・家事手伝い兼求職中)
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こういう柔軟な
思考のできる若者がいると、
安心する。
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◆笹さんの感覚に共感します。私は神主になるために
国学院大の神道学科に入りましたが、男社会の神社界に入る時
「私は絶対に男に負けません!」と発言して気合い入れてました。
そうやって女を捨てて男のように頑張るか、
女性らしくふるまって男に媚びるか、そんな人たちばかりでした。
結局、そう力んでいても続くわけがなく、やめてしまいましたが、
力まず自然体でいられる社会だといいですよね。国会議員の女性も
上記のような2タイプの女性しかいないような気がします。
彼女らが「女性を代表して言います!」なんて言うと、
普通の女性の感覚がわかるわけないと思ってしまいます。
(神奈川県・31歳女性・会社員)
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フェミニズム人権派でなくても、
男社会の生きにくさはあるとしたら、
やっぱり男が考えてみるべきだな。
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◆社会の中で「女性の主体性」がなかなか認められないのは、
世の男性・女性の多くにとって、そのほうが都合が良いから
なのかなーと、師範方、参加者の方の発言を聞き、
自分の身の回りを振り返ってみて思いました。
38歳、未婚、子なしという自分なりの社会参加のあり方、
社会貢献の方法について、考えながら聞きました。
社会保険料の負担増くらいなら、喜んで引き受ける気持ちは
あります。子供がいる、いないという区別を区別として扱える
世の中になれば、男と女、既婚と未婚(非婚)、専業主婦と共働き
などの対立するものとして捉えられがちな立場間の差や問題も
埋めていけるような意識の土壌や制度ができるのではないか
と思いました。希望ですが…
(東京都・38歳女性・会社員)
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公共的な
この感覚も
好きだなあ。
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◆初めての参加だったので、いつもパソコンの画面でしか見たことのない
師範の方々やみなぼんさんを見れて、感動してしまいました。
質問されていた女性の内容もとてもレベルが高く、改めて
参加者の質や熱気が伝わってきました。師範方との距離も近く
まるでライブ会場にいる感覚でした。
結婚のハードルを下げるとか、子供を生ませるために罰金を課す
ようなこととか、他の場では絶対に出ない話が出てきて、
とても刺激的でした。
(静岡県・28歳男性・会社員)
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楽しんでくれればよか。
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◆高橋さんが説明された北欧モデルの全員が7割の力で働く
という社会は理想ですね。今の日本は能力のある人だけに
過度の能力の発揮を求め、できない者がどんどんドロップアウト
していく2極化をさらに進めようとしています。
満たされることのない欲求の追求――いつから日本人はそんなに
欲深くなってしまったのでしょうか。
でもそうしないと食べられないという現実もありますね。
社会そのもののあり方、考え方を変えて、女性のみならず男性も
働き易い社会、子供を育てやすい社会を作っていくのも
ゴー宣道場の目的の一つですね。
(埼玉県・46歳女性・自衛官)
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このグローバリズムの中で、
飽くなき成長を求めるなら、
二極化するしかないからね。
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◆専業主婦になりたい若者が増えているみたいですが、
私は家事が得意ではないので「女は家に居て、家を守るもの」
という時代に生まれなくて本当に良かったと思っています。
ただ100%で働き続けると脱落してしまう側の人間なので、
70%で働きながら、自分の生活を大切にしていければ
というのが一番の望みです。
今の生活の中では、出産・子育ては考えられないなぁ…。
でも周りからの圧力も感じるなぁ…。
女性ばかりの職場で同じ様なテーマで話した時に、
「でも、案ずるより産むが易しじゃない?」と言われ
ちょっと納得しちゃいました。
あまり考えすぎるのも良くないのかも知れませんね。
(埼玉県・31歳女性・看護師)
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子供を育てるのも楽しいし、
将来の希望にもなると思うよ。
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◆福井の幸福度が一番高い。理由、夫婦2人共働き。
近くに子供を預けられる親類がいる。郷土から離れない。
無駄なモノに費用を掛けない。
昔の日本はそうだったのかと、ふと思いました。
(埼玉県・38歳男性・郵便局の期間雇用社員)
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共同体が崩壊しているのが
一番の問題なのだろうね。
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◆経済が厳しいから働いてほしい、その反面、フラフラになって
自分が帰ってきたら、家にいて家事もろもろをやっていてほしい、
と思う非常に昔ながらの矛盾した考え方が同時に発生して、
自分自身混乱しているのが正直なところです。
(神奈川県・39歳男性・会社員)
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現状でも経済は
マシな方かもしれないけどね。
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◆ゲストの高橋さん斉藤さんの話をお聞きし、少子化問題の深刻さに
ものすごい恐怖感すらおぼえました。この問題はもっと大きな問題
として捉え直す必要があると感じました。
いわゆる伝統的な家族のかたちが果たして良いものであるのかを
考えなおそうと思いました。
(神奈川県・43歳男性・会社員)
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そこに気付いてくれる
人がいたらありがたい。
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◆特に斉藤氏の「移民の1世は問題ないが、2世・3世は日本で
受け入れられるのか」という問題提起は、移民の多い“リトル・ブラジル”
として知られる町に住む私にとって、かなり実感があります。
学校の同窓生として日系ブラジル(?)2世か3世の子はいますが、
学生当時も現在も全く交流がありません。当時からクラスも別で、
言葉も通じず、素行が悪いなどのうわさも聞こえてきて
嫌悪の対象でした。しかし、彼らにしてみれば少数派で孤立しがちで、
排他的にならざるを得なかったのだろうとも思います。
また、地元の企業に入る明らかに言葉や容姿が違う労働者集団に
出会うと、強烈な違和感を抱いたりもします。差別的といわれれば
批判を甘んじて受けるしかありませんが、感情的なものがあふれそうに
なるのは、どうしようもないです。経済成長の為だけに、
移民を受け入れるというのは、確実に将来的なあつれきが出てくると
私は考えるので、絶対反対です。
(群馬県・32歳男性・アルバイト)
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今でも在日に対する
排外的デモをやってる
連中がいるんだから。
もっと凄くなるのは見えてる。
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◆最初に発言された女性の意見がリアルで心に残った。
仕事が(保母さんのようですね)大好きで専業主婦がつらかった
とのことですが、私は子育てが大好き。主夫になりたいが、
やっぱりおっぱいが出ないハンデは大きい。
シングルマザーの方の発言が刺激をうけた。やっぱりきちんと
結婚して子育てすべきとなんとなく思っていた私はなんとなくの
「男系固執派」と同じなのかもしれない。
(埼玉県・39歳男性・介護リハビリ)
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仕事が好きという人と、
子育てが好きという人がいるからな。
わしは子育てに憧れるが、
実際は仕事の邪魔になって、
後悔するのかもしれない。
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◆参加者の意見として、相手を見つけて、結婚して、出産する
というステップだと出産がハードルが高いと感じられるが、
出産だけならそれほどハードルは高くないというような意見が
ありました。確か、フランスでは事実婚を認めることにより
出生率が上昇したという話を聞きますので、
そのようなことが一般的になれば、出生率は
上昇するのかなとも思います。
(神奈川県・26歳男性・大学生)
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事実婚、いいと思うけどなあ。
家族を壊すとか言って、
自称保守派が騒ぐ。
そして移民が入ってくる。
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◆専門家の話が聞けてすごく分かりやすかったです。昔と状況が
変わってきている中で、何を守り何を変えていくのか。
よしりん先生の言うように、必要がない、お金が回らないような
産業を転換して、お金が回っていくようにして、
今働く気はあるけれども働けていない様な人が働けるように
なれば、移民も必要ないし、少子化対策にもなるのでは?
(千葉県・31歳男性・会社員)
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既得権益者と
自民党が硬く結びついて、それを阻む。
そして借金だけが膨れ上がっていく。
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◆保育所で働いていると、シングルマザーの子どもを保育する事が
多々あります。父親がいないことが原因かどうかわかりませんが、
その子どもはどこか自信がないような印象を受けます。
親の事情で仕方ない場合はあると思いますが、両親が協力して
子育てすることが、子どもは幸せではないかと思います。
仕方なく、片親になってしまった家庭は補助する仕組みは
充実する必要はあると思います。
(大阪府・33歳男性・事務職)
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シングルマザーの子供は自信がない、
これは偏見だと思います。
両親揃っている子供なのに、
自立心のない弱い子供を、
わしは知っています。
両親揃っている子供なのに、
非行に走った子供も、
わしは知っています。
理想だけ言うなら、
祖父母と、両親と、兄弟3人以上の
大家族で子供を育てるのが
一番だと思いますが、
今やそんな大家族は少数派です。
結婚と、絶対離婚しない両親、
それが子育ての条件
という主張を通していると、
少子化は促進する一方で、
国は破綻します。
それをどうするかを
議論してるんですよ。
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◆凝り固まっていない示唆に富んだお話が
たくさん聞けて良かったです!
またこういったお話を自称保守とは違って先入観なく聞けるのは
ほぼ母子家庭で育ててくれた母の影響が大きいなと思いました。
母は朝日新聞が好きなので戦争論の頃は言い合いになって
しまったりしましたが、今は育ててくれたこと、そのものを含めて
感謝したい気持ちです。
(東京都・35歳男性・CGデザイナー)
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感謝しなさい!
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◆「子育てにはお金がかかる」という前提が続く以上、
少子化に歯止めはかからないと思う。
地方にいて、ほとんど公教育で育っている状況でも
そう感じるので、東京の方だと更にそうだと思う。
(長崎県・42歳男性・小学校教員)
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塾の存在を前提にした
公教育なんか、おかしい!
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◆前回高森師範がおっしゃられていた外国との労働観の違いが、
ヨーロッパのように7割でおさえられない理由の1つで、
それが核家族の子育てのしづらさに直結していると思う。
日本人はモーレツに働いてしまうし、女も仕事となれば子供の
おむかえなど気にせずに思う存分働きたいのではないでしょうか。
妹の夫はイタリア人。イタリアでは「今日、友人が困っているから
休みます」「OK!」らしいですから。
日本は育休や子供の病気で休みづらいと思います。
(千葉県・42歳女性・専業主婦)
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勤勉は日本人の美徳のはず。
イタリアやギリシャの
ようになったら、財政破綻だ。
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◆最後の小林先生の「無駄な企業が多い」という話は
とても共感できました。特に製造業に関してはエコ減税などの
延命政策がとられてきたと思う。潰せる企業は潰しましょう!
(愛知県・28歳男性・介護職員)
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わしが言い淀んだことを、
あっさり言うなあ。
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◆「子育てにお金をかけすぎなのでは?」というのは
まったく同意見です。また、子育てしていてもすてきでなくては
いけないという空気みたいなものを感じるのですが、
なりふりかまわない感じではいけないのでしょうか。
他人というか世間の目というか意識しすぎず、
(よけいな迷惑をかけないようにしつつ)
もっとみっともなくっていいじゃんて思います。
(東京都・37歳女性・会社員)
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うわっ!これも
わしが言いにくいなあと
思ってたことをズバズバと!
ただ、子育てにおカネをかける
余裕がある人は、
かければいいと思うんだな。
生活苦しいなら、
世間体は捨てて、
「なりふりかまわず」
「みっともなく」
子育てしてもいいんだよ。
「ヨイトマケの歌」でもいいんだ!
こういうこと
思ってる人がいるってのが、
「ゴー宣道場」は凄いんだな。
どういう人なんだろ?
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◆子育ての負担を女性だけに求めるのではなく、社会全体で
支えていくシステムこそが必要なのだ、と思いました。
民主党の「子ども手当」は実は長期的に見れば経済と社会保障に
対して効果があったのではないか、と思います。
保守の世界では絶対に聞くことができないような活発な意見を
きくことができました。日本は社会のあり方を
根本的に見直す必要に迫られている。
(岩手県・16歳男性・高校生)
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凄いなこれで16歳というのも!
どこにいたんだ、こんな子が?
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次回「ゴー宣道場」は4月14日。
テーマは「体罰」だ。
今話題の社会問題を
二か月先でも風化しない
方法でやろう。