第112回ゴー宣道場
『マスコミはなぜ常に狂うのか?』
開催は、明日!!
韓国で出版された『帝国の慰安婦』という本が、元慰安婦の名誉を毀損したとして起こされた刑事裁判で、10月26日、韓国大法院(最高裁に相当)は無罪の判決を下しました。
『帝国の慰安婦』は、慰安婦は「性奴隷」だったとする左派とも、「単なる売春婦」だったとする右派とも一線を画し、学術的にアプローチしたという本で、特に韓国の反日団体に都合が悪いことから刑事告訴されたわけですが、政治的意図を廃して無罪判決が下されたのは、非常にいいことだったと思います。
この訴訟自体については改めて論じる必要がある(『帝国の慰安婦』もまだ読んでいないので)のですが、ここで触れておきたいのは、この判決をめぐる日本の左派メディアの反応です。
朝日新聞社説(10月30日)は、『帝国の慰安婦』について「日本の官憲が少女を暴力的に連れ去ったという、韓国内での一面的なイメージに疑問を投げかけ」たと評価し、「歴史的事象については、様々な見方や解釈がありうるだろう」とした上で、「公権力が入り込んで真否や解釈を決めることは、自由で幅広い探求を阻害し、史実の究明を遠ざけることにつながるのは確実だ」と書きました。が…
どの口が言ってるの?
「日本の官憲が少女を暴力的に連れ去ったという、韓国内での一面的なイメージ」を作ったのも、歴史認識に多様な解釈を認めず、「自虐史観」一色にして言論を封殺し続けたのも、教科書や首相談話などで歴史認識に「公権力の介入」を常に促してきたのも、その全てをやっていたのは、他ならぬ朝日新聞じゃないですか!
これがマスコミです!
戦前と戦後で言うことが180度変わった「手のひら返し」と同じことを、今でも至る所でやっているのです!
おそらく何年か経てば、必ずジャニー喜多川の再評価が行われる時が来るでしょう。
そしてその時、メディアはどこも一切謝罪も反省もせず、ヌケヌケと「ジャニー喜多川の功績にも目を向けよう」とか言い始めるでしょう!
常に狂っていて、常に卑怯なマスコミに引導を渡そう!
『マスコミはなぜ常に狂うのか?』
11月12日(日)午後1時より、仙台で行われる熱い議論を
ニコニコ生放送・ゴー宣道場チャンネルにて
ライブ配信します!
https://live.nicovideo.jp/watch/lv343217610
「小林よしのりチャンネル」ではありませんので、ご注意ください。
また、今回は話題がコロナ禍・ワクチン禍に及ぶ可能性もあるので、念のためYouTubeでの配信は見送る予定です。
第1部は無料、第2部は会員向け配信の予定です。
この機会にぜひご入会の上、ご覧ください!