クリントイーストウッドは、92歳のときの映画で
監督も主演もつとめていた上に、女性と恋仲になって
ゆるゆるとダンスするシーンまであって、
その世界観健在、という感じがスゴイとしか思えなかった。
87歳の戸田奈津子さんは、映画字幕翻訳は続けるけれども、
ハリウッドスター来日時の通訳の仕事については
「電光石火でのやりとりができなくなってきたから」
という理由で引退したと言っていた。
でもそれを語る戸田さんは、知性にあふれて、楽しそうで、
おそらく体はとてもきついのだろうけど、
それを感じさせない、堂々としたすがすがしさ、
かっこよさがあった。
東京にいた頃に付き合いのあった
80代以上のクリエイターの人たちも、
見た目はたしかにおばあさん、おじいさんだけれども、
ほんとに80代なの? と思うような意欲の塊で、
体はあちこち悪くしている様子でも、動き方や言葉さばきが
たしかに「現役の人」だったと思う。
自分もこういう老人になりたいなあ、でもまだまだ先々長い
ような気がするなあと思えてくることがあるけど、
この「まだまだ先々長い」は、同時に、
単なる怠惰と日常への埋没をごまかしているだけの
やばい言葉じゃねーの、実は!!
と我に返らせるところもあって、
あとで無駄なことに時間を使ったと思わないように日々
一生懸命(単純すぎ)進まないといけないなと思う。
などなど書きつつ、もう11月になってしまい、焦りすぎ。
ここからの2カ月はあっという間に過ぎ去るよね。
起業家の物語原稿をずっとずっとずーっと書いていて、
うまく進まないところで煮詰まって爆発しかけたけど、
ひとまずまた先に進めるようになったところ。
煮詰まっていると、なんか相方がものすごく親切になる。
びびらせてるのかもしれない。
お茶の淹れ方とキッチンの掃除がうまいから偉い。
同時に企業マンガの制作をやっていて、こっちは、
伝えるべき情報を、いかにコンパクトに、なおかつ
離脱させないよう興味深く読んでもらうシナリオを書くか
ということにすんなり集中できるので楽しい。
漫画家さんからラフができてくるのが待ち遠しい。
配信用の動画を撮りたいけど、時間が……。
やりたいことあるけど、年明けまで厳しそう……ヤダー!
仙台に行くまでに、なんとかもう少し仕事を前進させて、
表情明るく「ゴー宣道場」に挑みたい。
あとはひそやかに阪神を応援している。
オリックスの中嶋監督はすごい実力者だけど、
たまには阪神アレしたらおもろいやん、みたいなね。