まだまだご紹介、
「歌謡曲を通して日本を語る」
感想ご紹介です!
高円寺のケロ坊です。
遅れましたが「男の成長・歌謡曲を通して日本を語る」の感想です。
歌と論のバランスがとても良かったです。
生配信後に歌詞を改めて読んでみるとまた発見がありますが、それも実演があったからこそだと思います。
昔から歌詞を読むのが好きで、失恋ソングは執着を断ち切る(=アンチ&ストーカー化しない)ためによく参考にしたりしました 笑
「テキトーなノリでバックれて ありえねーウソ並べたって
世界変えられやしない、はわしの心境のままだ」ここの読解はテンション上がります。
チェブリンのラップパートの「Wake up wake up make up 目覚めろ才能
Play back make bounce 定番壊し Shine on」とかも最高でした。これは皇統問題にも通じますね。
「正義(無難)よりギリギリのリアル」のお話で思ったことがあります。
自分は仕事で関わった作品が面白くなることを第一にしてきたから、評価を得られて、それが次の仕事に繋がって今があります。
逆に言うと、ただ言われた通りの作業をやればいいと考える人は正直多いです。社員ならそれで給料はもらえますし。
しかしそうやってできた娯楽作品が楽しいかと言われれば、そんなわけがありません。
これは漫画はもちろん、映画やアニメやゲームやコンサートや遊園地なども思い浮かべればわかるかと思います。
製作者のやっつけ仕事に触れて楽しめると思いますか?という。
自分の仕事も紙芝居芸能の延長にあるので特殊なのかなとも思いましたが、公務員でもそうですね。
組織の意向(組織の正義)で悪の片棒を担がされたことは昨今よく聞きます。
公文書改ざん、薬害エイズ、コロナワクチンなどなど。やっつけ仕事だらけです。
男系派も同じで、皇位が危ういというリアルを無視して、ニセ保守ネトウヨ村の正義にしがみついています。
(余談ですが、ネトウヨはジャニーズを妬んでる終わってるオッサンが多いから、男系派もジャニーズ叩く側に行ってるのが堕落が極まってて笑えます)
とは言え、公務員にせよ娯楽業界にせよ、自分のやりたいようにやるなんてことはもちろんできないので、理想と現実の中庸としてのバランス感覚が問われますが(なにしろ「ギリギリのリアル」なので)、
それでもそもそもリアルや論理を追求する意思、闘う意思があるのかどうかが肝心になります。
独演会のときにあった「前に聞いた話だ」などという愚にもつかないイチャモンは、リアルを追求して悪を背負って闘っている人を応援する気もなければ、自らにもそんな意思はないということの表明にしかなってません。
『差別論』にも「闘う魂こそが輝くのだ」とあったわけで、現実を見る気のない闘わない人が、殻に閉じこもって文句言ってアンチになったり高見猿になったり男系派になったりマスク脳になったり自称被害者になったりしていきます。
今回の楽曲をスマホのプレイリストに入れました。
次回も楽しみです。
ジャニー喜多川は気に入った曲ができるまでとことんダメ出しをしたそうで、少年隊のデビュー曲『仮面舞踏会』は特に「オリコン1位だけではダメ、100万枚売る」という力の入れようで、作曲の筒美京平はすでに出来上がった曲に「これでは足りない」とムチャ振りされて大サビを追加、編曲の船山基紀はイントロにダメ出しの連続で限界を超え、どこから思いついたのかわからないという、本編のメロディとは全く無関係のイントロを付け、その結果あの名曲が出来上がったといいます。
そんなクリエイターのギリギリの努力に何のリスペクトも感じない人だらけなんだから、荒廃した世の中になってしまったのだなあと嘆かざるをえません。