今回の内容は、以前個人的に画像を作ってTwitter等で拡散したことがあるのですが、再度この連載用に作ってみました。
現在は皇室典範で、皇位継承が「男系男子」に限定されていますが、これが明文化されたのは明治22年と「最近」の話で、それ以前には8代10人の女性天皇や、元明天皇(母)から元正天皇(娘)への女系継承も行われています。
世界中に帝国主義の嵐が吹き荒れていた明治の時代、西欧列強に対抗するため、猛々しい武人たる君主イメージを目的に「男系男子」が強調されましたが、当然ながら現代においてその思惑は意味をなさなくなっています。
ズラリと126代の天皇を並べた上で、男系男子限定の期間を囲むと、それがいかに短く、本質的な伝統ではないことがよく理解できます。
皇位継承について関心を持ち始めの方にも、実感しやすい資料としてぜひ一度はご覧いただきたいので、この画像をぜひ積極的にご利用ください!