「世界のゴー宣ファンサイト」から
よしりん独演会の感想ご紹介です!
名古屋に続いて参加させていただきました。
行きの新幹線で「おぼっちゃまくん」を電子書籍で拝読していましたので、原始時代から続く御坊家、貧ぼっちゃまの矜持といったお話についてゆくことができ「おぼっちゃまくん」の途方もないほどの金に飽かした壮麗な設定は、ボリウッドと称されるインド映画の迫力にも、ジャニーズの煌びやかさにも並び立つものだなあと感じることができました。
会場では前から3列目にいたため、歌舞伎の女形のお話のところで、先生に応えを促されて驚いたり、「人権宣言」のフランス語読みにうっとりしつつ、帰宅してから原文に当たってみました。
“Déclaration des Droits de l’Homme et du Citoyen” 「人間と市民の権利の宣言」と日本語に訳されてしまうと、l’HommeはThe manであり、Citoyenは、男の市民(女の市民はCitoyenne)という、Droits・権利が男性を対象としていることが抜け落ちてしまっているとよく分かりました。
「人権」という言葉がスタート地点からすべての人間を対象としているわけではなく、欧米のキリスト教徒の男性を利する思想に過ぎないということは、それ以外の人間を差別する要素を孕んでいるということで、差別を失くすために過去に遡って現在の価値観を適用しコロンブス像を破壊するようなキャンセルカルチャーが、人権という大義名分で多くの日本人に幸せを与えてきた文化を破壊してしまったのは、地金を出したとしか言いようがないのでしょう。
この破壊が許されるなら、現在、放送中の朝ドラの舞台も、キャンセルの対象になるのではないかと戦々恐々としつつ、先生の新作を待ちたいと思います。ありがとうございました。
(まいこさん)
帰宅してすぐ人権宣言の原文に当たれる人がいるってのがすごいです!
ところで朝ドラ『ブギウギ』ですが、モデルの笠置シヅ子は日本でスターになった後、服部良一と共にアメリカ公演に行くのですが、その際に通訳として同行していたのが若き日のジャニー喜多川で、ジャニーはこれをきっかけに芸能界の仕事に関わるようになります。
ドラマでもそのエピソードが登場し、ジャニー喜多川をモデルにした人物も出てくる予定だったらしく、制作現場は大混乱という情報が流れてました。既にキャンセルの波はそこまで来ています。