事件が起こるとわしの意見は全く独自になってしまうことが多い。
わざと逆張りしているわけではない。
第一の直感が人々の言い分に拒否反応を示し、距離を置いている
間に、人々の意見がどんどんエスカレートして、全体主義に
なってしまう。
そしたら意見を求められたり、わしが曖昧にしていると、批判
されてしまう。
それで本音を言うと、すでに全体主義化した見解とあまりに
乖離した意見になってしまうから、猛烈な反発が起こってしまう。
「王様は裸だ」のパターンを何度も繰り返して来たのが、
わしの言論のパターンだ。
そしてわしの愛読者からもアンチが出始め、罵詈雑言の嵐と
なる。
仕方がないから、わしも間違えてないか猛勉強を始める。
トッキーにも読書をしてもらい、戦力を倍にして勉強する。
秘書みなぼんからも情報をどんどん送ってもらって、
反論可能性を潰していく。
そして、ある核心を掴み、わしの自信は増大していく。
一人で全部と戦える覚悟ができたら、反撃を開始する。
全体主義との戦いは悪人扱いされる勇気がなければ出来ない。