公論戦士の
ご意見紹介です!!
東海支部のL.Kです。
竹田恒泰が、よしりん企画様やちぇぶさんにスラップ訴訟をちらつかせていますが、
私は竹田を「宮さま詐欺師」と表現することは公的意義を持つものであり、
その謂れとなる所業が広く周知されるべきだと考えます。
一例として。
竹田は、自身を含む旧宮家系の一族を「旧皇族」と称しています。
「旧皇族」については、平成17年の有識者会議報告書で、
【昭和22年に皇籍離脱された11宮家51方の方々】
と説明されているにも関わらずです。
「旧皇族」の定義を勝手に一族全体に拡大することで、
自分たち旧宮家系子孫が、準皇族とでもいうような特別な身分を、
本来の意味における旧皇族方から継承しているかのような印象を植え付けています。
(その影響が顕著に表れているのが、倉山満です。倉山は『決定版 皇室論』で、
「旧皇族というのは、本来は皇族として生まれるべきだった人が民間人としてお生まれになって今に至っている方です。」と記しています。
もはや本来の意味の旧皇族にカスリもしない解釈が、平然とまかり通ってしまっています。)
嘘情報を流布して、皇室との関係において特別な立場に立っているように振る舞い、
言論その他の活動により利益を得るのは、れっきとした「宮さま詐欺」であり、
そのような行為を働く竹田は「宮さま詐欺師」です。
また、竹田は『正論』2012年4月号で、
旧宮家系男子の中に、皇籍取得の意思ある者が多数存在するかのように嘯き、男系派論客に信じ込ませました。
ですが、実際に話し合った相手のことは一切明かさず、その存在を証明する者も他に現れません。
加えて、最近では赤ちゃんの内に皇室に入れるなど、本当に意思ある者がいるなら考えようのない案を言い出してきています。
一方で、他のメディア報道や書籍では、旧宮家系子孫は皇室入りに否定的な見解ばかりで、
首相・官房長官の国会答弁でも、二度に渡り皇籍取得案は否定されました。
唯一意思表示したのは、今年91歳になる本来の意味での旧皇族・伏見博明氏です。
ですがその伏見氏も、
「復帰したとしてもその(=皇族だった)経験がない連中に比べれば楽」
と同時に語っており、意識してかどうかはともかく、
本物の旧皇族とニセ旧皇族の違いを鮮明に言い表しています。
上記『正論』での主張からだけでも10年以上経ちました。
これだけ長い間、重要な情報を独占し続けてきた竹田には、
誰が皇籍取得の意思ある旧宮家系子孫なのか、説明する責任があります。
その子孫がバッシングの対象になるからと言って説明から逃げていますが、
この春先には愛子さまと賀陽家兄弟との交際デマ報道があり、
八木秀次によって(身勝手な)皇籍取得案も提示されました。
ここまで踏み込んだ報道がなされた以上、その理屈はもう通用しません。
宮さまビジネスもそうですが、私としては、
竹田が「いるいる詐欺」で皇統を断絶の危機に陥れていることの方が許せません。
その国家に対する罪は甚大です。
一般的な用法として、実際と異なる情報を吹聴して有利な状況を作り出そうとする行為全般を、「詐欺」と表現します。
竹田の所業をそうした表現によって意味付けし、一般に周知することは、
国家の根幹に関わる皇位継承論議を正常化させるという、公共の利益に適う行為です。
以上のことから、竹田が自身の言説の正当性を示さない限り、
竹田を「宮さま詐欺師」と表現することは、表現の自由の範疇であると考えます。
小林よしのりライジングVol.466には
「戦後最大の宮さま詐欺」というタイトルが
つけらていますが私は、竹田恒泰という人物は
「史上最大の宮さま詐欺師」と言った方が
いいのではないかと思っています。
なぜなら、皇室の存在そのものを危機に
さらすことによって利を得ている宮さま詐欺師など、
「戦前」にもいたはずがないし、
日本の歴史上存在したことがないはずだからです。
「史上最大の宮さま詐欺師」。
言うまでもありませんが、この「史上最大」は
賛辞ではありません。「史上最悪」と同義です。