本日で通常国会も終わりですが、終盤は解散するだのしないだのくだらない政局報道ばかりでウンザリでした。で、結局、憲法や各種法案の議論は少しはまともに行われたのか?!
そんなことも含め、今夜から横大道聡教授(慶大)とケネス・盛・マッケルウェイン教授(東大)と不肖倉持の3人の新企画をスタートさせます!
題して『シン・憲法研究会』です💡
戦後、日本国憲法制定の準備・研究のために設立された憲法研究会。鈴木安蔵らの起草した「憲法草案要綱」は、幕末維新の頃に自生的に生まれた極めてリベラルな私擬憲法のエッセンスも汲んでいるという分析があります。
そんな「憲法研究会」を令和の日本にアップデートするという想いで付けたのが『シン・憲法研究会』というタイトルです。
戦後憲法学の潮流や作法をおさえつつ、私たちが知らず知らずのうちにかけていた「色メガネ」は何なのかを炙り出してその一歩先に行くために!
私は、いわゆる右派が日本国憲法を「押しつけ」だと主張した対極に、いわゆる戦後リベラルエリートは「憲法を語るならこう語らなきゃダメなんだ」と上から目線で憲法の語り方をまさに「押しつけ」てきたと考えています。それは憲法の価値や正統性を無効化するような議論への防衛戦略としてはあり得たのかもしれないけれど、そのようなエリート主義によって、私たち一人一人や日本社会には憲法の真の価値が全く定着・浸透していない2023年ジャパンなんだと思ってます。
そういうものからもっと自由に!一人一人が自分の頭で憲法のことを考えてみる、そしてそれを「結構楽しい」と思えるヒントみたいなものをこのシリーズでは模索したいと思っております。
初回は、今国会における憲法・法律的議論に少し触れつつ、「憲法改正国民投票」について、アイルランドの事例を参考に、議論してみたいと思います。
20時から、是非ご参加ください♪
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